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2026年06月13日
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携帯ログ1/3

2012年08月07日
携帯でかちかちしてたお話
地雷があると思われるので一個ずつに分ける

1、銀桂(銀魂)
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つづきはこちら "携帯ログ1/3"

本性(P4:仲間大好きな番長)

2012年07月27日

告白されるのは俺がいい男だから。
ね、いい男の定義って何?
顔がよけりゃいいのか、性格がよけりゃいいのか。金持ちだとか、戦いに強いだとか、頭脳明晰とかだといいのか。
だとしたら俺は全くいい男などではなかった。
顔はいいし頭脳明晰だし金持ちである。でも喧嘩はめっぽう弱いし何より性格に難有りとよく占いでも言われる。
でも告白される。彼女たちからは俺がかっこいい男に見えるのだ。
そんなうわべだけの評価をされることが気に入らず、俺のことを何も知らないくせに俺を好きだなんだと紡ぐ口ごと張り倒してやりたい。外面の評価なんて今さらどうでもいい。俺は俺の中身ごと俺の全てを受け入れてくれる人間だけを求めているというのに。

今日も女の子が俺を呼び出す。少し顔を赤くしながら、俺の顔を見れないでいる。好きですだなんて常套句、もう飽きちゃったよ。顔がいいからいいなって思うだけで、スポーツできるからかっこいいなって思うだけで、彼女がいないから狙っちゃおうと思うだけで、そこに俺の求める理想の愛は存在しない。
君たちは俺のことをなあんにも知らないけど俺は君たちのことを知っているよ。
そう、俺は知っている。特に俺みたいな依存気がある人間は人の噂話に敏感なのだ。


(この子は一昨日、里中の悪口を言ってた二年の女)
「俺は、俺を守ってくれるような女の子を守りたいんだ」

(この子は一週間前、天城に嫉妬してた二年の女)
「美人以外興味ないよ、ごめんね」

(この子は先月、りせの陰口を叩いた一年の女)
「アイドルぐらい可愛くなってからおいで」

(この人はつい最近、直斗に付きまとった挙げ句女だとわかって勝手に幻滅した三年の女)
「俺も、貴女があんまり可愛くなくて幻滅しました」

(この人はジュネスでいつもサボってるくせに陽介に文句ばっかり垂れてる三年の女)
「俺の相棒は貴女なんかでは役不足ですよ」

(…俺の目の前で、完二を気持ち悪いと罵った一年の女)
「君が一番胸糞悪いよ。早く俺の前から消えてよ」



泣きながら、怒りながら、俺の目の前から走り去る女の子達を、なんの感情も持たずに見つめた。
いいんだ、他人からの評価なんて必要ない。俺が欲しいのは彼等からの愛情と信頼。
そんな俺が懲りもせず告白され続けるのは、俺の悪い噂が広まらないから。俺の一面のほんの一部を見た子が少人数いるくらいで、いつもの、彼らの前で笑っている俺の方がみんなのイメージに強く残ってるから。人間とは馬鹿で単純なもので、俺がいくら彼女達をこっぴどく振ろうと、彼らを前にした俺を本物だと思い続けるのだ。きっとあのときはたまたま不機嫌だったんだ、だなんて、幸せな脳味噌だと思う。
お陰で俺の評判は落ちないまま、ただただ月日が過ぎていく。かっこよくて、優しくて、運動もできて勉強もできる、完璧な一人の男。
いっそ素のままに過ごせたらどれだけいいだろう。依存症で、優しくなくて、格好悪い自分。誰も寄ってこなくなるのは小気味良いけど、彼らの前では格好をつけたい自分には無理な話だ。
俺はただ、彼らから格好良いと思われたかっただけだった。

20120721


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うちの番長の本性。なんでこんな屑野郎になったんだろう…
といいつつわたしは自分の作った番長像は気に入ってます

いろいろ

2012年07月05日
携帯で書いてた小ネタ


1、勇者学で盾と杖。わたしこの組み合わせ好きな…

2、ぺよんで主完。番長が完二大好きすぎる話(いつも
つづきはこちら "いろいろ"

暑くって、夏(勇者学:盾と杖)

2012年06月23日

こんなにも暑い日だというのに、あいつが長袖のシャツを着ているのを見たときは本気なのかと目を疑った。袖を捲ることもせず、いくら素肌にシャツ一枚だからといっても敢えて長袖にする意味がわからない。

夏の中盤ということで大分暑い季節になってきた。この時期、どう頑張っても肌寒いなんて感覚は得られないわけで、やっぱり俺はあいつの服装がいやに気になるのだ。
でも部室にいる分にはちょうどいいのかもしれない。暑がりな鋼野が馬鹿みたいにクーラーの温度を下げるから、教室や廊下と比べて確実に寒い。勇者と銘打つ反面、ヤツが一番地球温暖化に貢献してやがる。


「やっぱさみーからなのか?」
「や、別にそういうわけじゃあないんだけど」

今日は鋼野が来ないどころか、火野木やその他も珍しくいない。前者は家の手伝いで、後者の二人は知らん。どうでもいい。
その点杖はいつも暇なのか、誰もいないときでも部室でソファに寝転がってゲームに勤しんでいる。
クーラーも今日は控えめに稼働してるだけで、寒いことは全くない。でも相変わらず杖は長袖シャツを袖ボタンまできっちり掛けたままである(第一と第二ボタンは流石に外していたけど)。
一年生の時は普通に半袖だった筈だが今じゃこいつの半袖姿はレアなものとなっていた。

「ただ、焼けるのって嫌いなんだよね」

DSから全く目を離さないまま、ぽつりと呟かれた言葉に何故か俺は納得してしまう。
引きこもり紛いの部活に所属している俺たちの中で誰が一番もやしっこかと聞かれれば、まあそりゃ顧問の鋼野だ。しかしその次に来るのは間違いなく杖。運動が嫌いだと自身で豪語し、体育の時間は毎回木陰にいるのだ(それなのに人並み以上に運動神経がいいのだから本当に腹が立つ)。
引きこもり特有の青白い肌と身長の割に細っこいのがこいつの特徴だ。そういえば去年の夏の終わり頃、こいつの肌が焼けているというよりも腫れたみたいに真っ赤だったことを思い出す。

「オアフ行ったときは普通だったじゃん」
「そりゃあ、日焼け止めクリーム塗ってたし」
「女子か!」
「しょうがないじゃない、僕肌弱いんだよ」

そりゃ引きこもりだからだ。
という台詞は喉の真ん中で止めておいて、窓の外に目を移す。太陽の光がギラギラと眩しい。それがちょうどよく杖に降り注いでいる。少し気を使って光を遮るみたいに隣に腰かけたら、逆に暗いよと文句を言われた。


20120623


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最終巻を見ただけの感想だけど
みんな半袖の中、杖だけが変わらずずっと長袖だったことにすごい萌を感じた
因みにこれも二年生設定

とけるとける(勇者学:盾と杖)

2012年06月19日
虚しくなるのだとそのイケメンが言ったから、その整いすぎた顔を潰してやろうかと聞いてみたら丁重に断られた。
痛いのは嫌らしい。当然だ、俺だって痛いのは断固拒否。
それなのにやっぱり虚しいなあと呟きながらチョコレートを口に含むそいつは、それはまあ我侭な奴だ。
イケメンという最大の勝ち組に生まれて、バレンタインというわくわくするような行事に男子の夢を全て掻っ攫って積み重なったそれで椅子なんてものを作れるというのに、何が不満なんだ。
俺はというとまあまあ、好きな子からは貰えずでも一目惚れされた子には今年も貰った。という事で今年も俺は彼女の兄から恐喝を受けることになるのかと思うとうんざりした。でもまあ悪い子ではないからいいんだけど。いややっぱりよくない。

「たくさんチョコレートを貰うってね、嬉しいことなんだけど」
「ん?」
「去年も言ったように僕一人では食べきれない」

包みは大体ハート型で、どれがどの子のなんだかそいつ自身も全く把握してない。それなのにお返しはしっかりとするのだから律儀な奴である(お返しが10円程度の飴玉一個だというのは置いておいて)(しかも奴にチョコを贈るのは学校内の全女子であるから、本当は把握してなくてもいいのだ)。

「それと、本命が居ないからあんまりときめけない」
「お前めんどくせえなあ。いいじゃん貰えてんだから」
「河野君はさあ、好きな女の子から貰う一個と別に好きじゃない女の子達から貰うたくさん、どっちがいい?」

そう問われて浮かんできたのは、今やクラスも別であんまり交流もなくなった元委員長の姿だ。一応今でも好き…っぽいんだけど、正直よく分かっていない。
でも彼女からチョコレートを貰えたらきっと踊り狂うくらい嬉しいだろう。そんな俺ならきっと鋼野にだって勝てる。
ただだからと言って別に他の女子から貰ったチョコが嬉しくないわけではない。現に俺はまさゆきの妹からこうして貰っている訳だし、バレンタインに貰えるというのが特別で嬉しいのだ。

「杖は毎年貰いすぎたんだよ。だから有難味がねーんだ」
「そうなんだよ。だからこんなに虚しい気持ちになるんだ」
「貰わなきゃいいのに」
「まあ、うん」

言葉を濁すそいつは女に興味がないとか言いながらかなりのフェミニストで、でも好きな女子が居ないというのも事実で、一時期輪月さんとの噂が立ってたりしたけどそれは本人たちの口から否定された。
面倒くさい奴だ。良い奴なんだけど、途轍もなく面倒くさい。きっとコイツは貰えなかった奴のことなんて考えたこともないんだ。
食べ終わったチョコレートの包み紙を屋上のゴミ箱に捨てようとして、止めた。せっかくだし家のゴミ箱に捨てようと思った。
昼休みが終わりそう。そろそろ教室に帰るかなあと思ったが、遠い目をしながらちびちびとチョコを食べる杖の姿が目に留まって、ムカつくほどに横顔がイケメンだったのがすごく腹立たしかった。

(なんだよもう。モテるくせになんでそういう顔をするんだよ)

フツメンの俺には、イケメンの気持ちなんて全く理解できない。
でも何となくそいつがチョコレートを食べ終わるまでは待ってやることにした。


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勇者学というマイナージャンルで失礼!
バレンタイン回がとっても好きなので。というか盾と杖が仲良くしてるのが好きです
一応設定としては二年生のつもり。時間軸とかキャラとか違ってごめんね!