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2026年06月13日
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メモ

2015年09月13日

嫌がる環を鏡の前まで引っ張ってそこで犯し始める悟史の悟環が書きたいと考えてもう一ヶ月くらい経ちそう(えろが書けない)

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(テニプリ:忍跡)

2014年08月04日

ちゅ。

「おい」

跡部の声は不機嫌そうだった。その声は明らかに制止を促している。
俺はその声を無視してもう一回、わざと音を立てて彼の瞼に口付けた。ぴくりと小さく震える長い睫毛が顎に触れる感触がする。長いなあ、と改めて再認識する。
瞼はぴったりと閉じられていて、彼の綺麗な碧い瞳は見ることができなかった。まるで宝石のような、日本人離れした色。自分の唇に触れている白い肌。ふわふわと顔を擽るブロンドの髪。彼はまるで別世界の人間のようだった。

「おい、いい加減にしろ」

ぐい、と顎を押し返してきた力はそれほど強くはなかったけど、俺は潔く身を引いた。

「なんで、ええやん別に。だーれもおらへんよ」
「そういうことじゃねえ、場を弁えろっつってんだ」
「いけずやなあ。ちゅーか照れ屋さん?」
「まだそんなに喋れるなんて、随分と余裕があるみてぇだな。もう10周外周行くか?」

俺は両手を上げて降参と反省の態度を示した。そうしたら跡部は可笑しそうに目を細めて、口の端をちょっとだけ上げた。あ、跡部が笑っとる。跡部が笑うなんて珍しいことじゃないが、こんな風に、純粋に会話を楽しんでるみたいな態度はそうそう見られない。
跡部が目の前で着替えを始める。彼の身体は美しいものだった。大袈裟かもしれないが俺は美術品でも見ているような気分になった。
白いYシャツを羽織り、腕を通して、ボタンを一つずつかけていく。その指の動きが綺麗だと思ったし、その形が美しいと思った。ネクタイを巻くときに首を少しだけ上に傾けるのが可愛らしいと思った。締めるときに顎を引いて目線を下に向けるのが色っぽいと思った。
彼の一つ一つにキスをしたいと思った。

「跡部」
「アーン?お前まだ着替えてないのか。鍵を掛けなくちゃなんねえんだ、早くしろ」
「なあ、跡部」

俺を不思議そうな表情で見る跡部。さっきは左の瞼にキスをしたなあ、じゃあ次は右の瞼にキスをしたい。なあ、跡部。

「キスさして」
「……お前は、さっきの話を聞いてなかったのか」
「誰もいないから。な?」
「だからそういう問題じゃねえ」
「跡部」

彼の手を握ると、じんわりと体温が広がってくる。どうやら跡部は今、普段よりも体温が高いようだ。やっぱ照れてるだけやん。顔がにやけそうになるのを抑える。ポーカーフェイスは得意中の得意だった。
彼は、嫌なら嫌だとはっきり拒絶するタイプだ。振り払われない手を見る限り、嫌がっていないことは明白であった。
跡部は眉を顰めたまま、ゆっくりと目を閉じた。お許しが出た。頬に手を添えて、俺が少しだけ背伸びをして、右の瞼に唇をくっつける。やはり震える瞼と睫毛。うん、大満足。

「調子にのんなよ」

ぺし、と軽い音と頬にほんの小さい衝撃。跡部は寄せたままの眉間をそのままに、不機嫌そうに一言だけそう呟いた。彼は俺に腹を立てているというよりは、俺に流される自分に腹を立てているようだった。

「明日もしてええ?」
「外周100周」
「したるしたる」
「に、通常メニュー」
「……できたらええんや?」
「できるもんならな」
「ええよ、やる」

跡部が、てめえはどんだけ俺にキスがしてえんだ、と小さく笑った。細まる瞳。あれはもう俺のものだ。キスした分だけ跡部が俺のものになっていくのだ。
だから。

「そら、ごっつしたいわ」

ただただ美しい跡部を俺のものにしてしまいたい。


――――――――

やまなしおちなしいみなし忍跡
ひたすらキスしたい忍足くんと戯れだと思ってる跡部くん。多分両想いだよね

悪口は人がいないところで【P4:主(→完)+花】

2014年06月13日

切れている唇の端からじんわりと血の味がする。沁みる。痛い。男前の顔が台無し。というのはまあ冗談として。
目の前には俺同様、顔の至るところを赤く腫らした男子生徒が二人。ああ俺がやったんだ、そう二人も。喧嘩なんてめっぽう弱いこの俺が。
何にも見えなかったし、聞こえなかった。
俺を羽交い絞めにして押さえつけてる陽介の声すら、さっきまでの俺には届いてなかった。
全身が痛いし、動悸も激しい。脳にはもやもやとした何かが残っていて、胸の中は激しい怒りが渦巻いてるだけだった。
俺を押さえる陽介の力は優しかったのに、振り払おうとか、抵抗しようとか、そんなこと全然考えられなくて、寧ろ力が入らないくらいだ。
頭が痛いし心臓も痛い。

「お前ッ、頭おかしいんじゃねーの?!」
「んだと!!」

すかさず反論してくれた陽介に内心ホッとした。ああ、持つべきものは友達だなぁ。
しかしまあ、頭がおかしいか。そう思われてもおかしくないのかもしれない。

「テメーら、二人で一人をボコるとかそっちこそ頭おかしーだろ!!」
「何言ってんだよ、そいつが先に手ェ出してきたんだ!!」
「俺たちはちょっと話してただけだっつの!」

眉を顰めながら困惑した表情を作る陽介に、とても申し訳がないと思う。庇ってくれているというのに、俺から手を出したという発言は覆せない真実であった。
俺は周りから見たらただの優男だろうし、力があるのはテレビの中だけ。本当なら暴力だってあんまり好きじゃない。スポーツはできるけど力は人並みだったから、殴り合いの喧嘩なんて勝てっこない。
彼らもさぞ困惑しただろう。
でも俺は、俺だけに非があったなんて思わない。

「……お前らが、さ」

腹に力が入らなくって息が抜けるような低い声が出る。自分は今相当暗い顔をしているんだろうなあ。笑いたくなったけど笑えない。


「あの子のこと、悪く言うから」
「あの子…って、俺たちは巽完二のこと話してただけだぜ?!」


だから、それが俺にとっての地雷だっていってるじゃん。
俺は何人たりとも、彼を傷付けるやつを絶対に許さない。それが男でも女でも、お年寄りでも子供でも先生でも警察でも。
誰も彼の本質を知らないからそんな軽率に傷付けることができる。お前ら、あの子がどんなに良い子か知らないだろ。どんなにお母さん想いな子か知らないだろ。どんなに優しい子か知らないだろ。どんなに繊細か知らないだろ。知らないくせに、知らないくせに、知ろうともしないくせに。よくそうやって簡単に好き放題言えるな。
そう、俺は盲目だ。「巽完二」という人間の本質に触れて、愛しさを募らせて、拗らせた故の結果なのだ。彼も俺に懐いてくれている。嬉しいことだ。俺は彼の信頼に応えたいだけで、彼を守ってやりたいだけなのだ。

「次さあ、どっかで完二の悪口言ってたら、今度こそ殺す」

でも知ってる。別に完二は俺に守ってほしいわけじゃない。だからこの行為は完全に自己満足で、例え完二が気にしないと言っても俺は絶対に許さない。俺は完二が好きなのだ、人間として。彼の素直で純粋な人間性に一種の憧れを持ってたりもしていた。
好きなひとを否定されたり悪く言われると怒ってしまうのは人間の心理だろう。
何度も言うが、盲目なのだ、俺は。

男子生徒二人は、やっぱお前頭おかしいよ、と吐き捨てるとそそくさとその場から逃げていった。
白いシャツに俺の血だか相手の血だかわからないやつがぽつぽつと模様を作っていた。制服のボタンを閉めちゃえば問題ないと思いながら、差し出してくれている陽介の手に掴まって立ち上がった。彼は何とも言えない表情をしていた。本当に申し訳ないとは思う。

「ごめんな」
「謝んなよ。悔しかったんだろ?じゃあ…いいじゃん。感情に任せんのはワリーことじゃねーよ」
「なあ陽介」
「ん?」
「今日のことさ、完二には何にも喋んないでね」

完二が憧れるクールでかっこいい俺のイメージを壊しかねないから。
陽介は呆れたみたいな溜息を吐いて、わかったよと一言だけ呟いた。


――――――――

喧嘩は弱いけど完二のこととなると殴る蹴る何でもしちゃう番長
沸点が低いとか高いとかじゃなくて「特定のこと」に限定される

汚染浄化(鬼祓師:主零)

2014年04月19日

無言で床に引き倒されて、自分の上に覆い被さるように乗ってきた七代に零は大層困惑した。
七代は零の前で無表情を作ることなんてほとんどなかったし、もしかして自分は知らず知らずのうちに彼を怒らせてしまったのではないかという悲しみが沸いてきた。

「七代…すまない、おれは、何かきみの癇に障ることをしてしまったのだろうか」

しかし七代は怒っているわけではないようだった。そう判断したのは、悲しそうに歪んだ零の頬を撫でる指が、割れ物でも扱うかのような、ふわふわと優しいものだったからだ。
それでも七代は零の上から退こうとはせず、彼の瞳をじっと見ていた。秘法眼を発動しているわけでもないのに、強すぎる眼光が零の瞳を只管射抜いている。

「零」

どこか切羽詰ったような声音に、更に不安を煽られた。どこか苦しいのだろうか、おれに助けを求めているのだろうか。

「零、セックスってわかる」

七代から飛び出した言葉は零にとって予想もしていないものだった。
元々札であった零は、普通の人間よりも膨大な知識を持っていた。だから七代の言葉に対しての答えは当然のように持っていた。なぜ今そんな単語が彼の口から洩れたのか、その理由はいくら情報を持っているといえどもわからなかった。

「セックスとは…生殖活動のことだろう?」
「……うん、そうだな。なんか生々しいけど、そうだな」
「なぜ、きみは…そんなことを聞くんだ?」
「………零、零。セックスってさ、結論的に言うとそうだけどさ、もっと広い意味で言ったら愛し合うとか、そういうことじゃん?」

重ねていた零の手をぎゅうと強く握る。七代の顔はどこまでも真面目で、無表情で、それなのにどこか緊張しているような危うさもあった。

「零、俺な、お前のこと好きだから、お前とセックスしたい」

大人しく七代の言葉を待っていた零の瞳が驚いたように見開かれる。それを見て七代は自分の発言に後悔したが、今更引こうなんて考えもなかった。
零はゆっくりと瞬きをしたあと、眉をきゅっと寄せた。困らせている、引かれたのかもしれない、そう考えると胸が冷えたような悲しい気持ちになったが、こんなやましい気持ちを持っている自分が一番愚かしいのだとわかっていた。引かれるのだって嫌われるのだって覚悟して、それで自分はこうしたいと思って行動に出た結果だ。
自分は今私利私欲のためだけに、自分を純粋に慕ってくれている彼を傷付けようとしているのだ。
正直零の返答を待つつもりはなかった。彼のことが好きで、大事で、だからもっと触れ合いたかったし、誰も知らない彼の姿を見たいと思った。彼がどんな顔で善がるのか、どんな声を出すのか、ひたすら知りたいだけだった。そんな理由で性的暴力に繋がろうとしている。まるで言い訳だ。

「七代、……七代」

零が七代の手を握り返してきた。

「おれは、女のひとじゃない…セックスとは、男のひとと女のひとが次代に後継者を残すための、ひとにとっては意味がある行為なんだろう」
「………」
「だが、おれは女のひとでもなければ、ひとそのものですらない…おれとそんなことをしても、利もなければ意味もない。なにも生まれてこない…」
「………ごめんな、ごめん、変なこと言って」
「…?七代、そんな顔をしないでくれ……おれは、きみが、おれのことを、その、好いてくれていると言った。おれはそれがとても嬉しかった」
「……?」
「きみの言う、広い意味ではセックスとは好きなひと同士で行うものなんだろう?」

零は七代の一番安心する、優しくて少し困ったような微笑み方をした。目をきゅうと細めて、慈愛に満ちたような瞳で七代を見た。
頭を鈍器で殴られたような、胸を刀で一突きされたような、とにかく全身に鋭い痛みが走った。


「きみが…望むのなら。……きみになら、何をされてもいいと思う」


(ああ俺は最低だ)


一気に体温が下がったような感覚と、今すぐこのまま死んでしまいたい衝動に駆られる。
零はどこまでも綺麗で美しかった。自分がどんなにどろどろとした汚い感情を持ちながら「セックスをしよう」と言ったところで、零は清く美しいままなのだ。七代がどんなに零を汚したところで、零の心は綺麗なままで、汚い自分を許すであろうことが許せなかった。
これから最低なことをしようとしているのに、零はそれを許し、否定してこない。自分が最低だとわかっていた分、零の潔白は酷いものだった。
自分は彼を汚す権利などなかった。
七代は絶対離してやるものかと強く握っていた零の手をいとも簡単に離し、彼の上から退くと途端に尻餅をついた。なんてかっこ悪い。
急に退いた七代に零は不思議そうな顔をした。どうしたんだ?と首を傾げる仕草にすらダメージを受ける。

七代は泣きながらごめんごめんと、零に謝り続けた。汚くてごめん、汚れててごめん、と。零は悲しそうな顔をしていた。


「どうして謝るんだ?どうして泣いているんだ?七代…お願いだから、謝らないでくれ…。七代、きみは…とても綺麗だ。きみのこころはあたたかくて優しくて、誰よりも美しいと、おれは思う。どうか、どうか君自身をけなすのはやめてくれ」

(だめだ死のう)


死ぬなら、彼の言葉で残らず浄化されたいと思う。
それだけでも自分の欲望が丸見えな気がして、やはり七代はまたごめんと泣きながら繰り返した。


――――――――

零が綺麗すぎて汚い自分を恥じてしまうヘタレ七代

男同士の(鬼祓師:主+絢)

2014年04月12日

「なあ最初に言っておくけど俺は決してホモじゃあないんだよ」

「…なんだいいきなり?」

「弁明だよ。これから俺が何を言ってもホモだと勘違いしないでほしいから」

「何か誤解されそうな発言をするのかい?」

「するつもり。言ってもいい?」

「少し怖いが、どうぞ」

「絢、俺とセックスしてみない?」

「………………」

「待った、俺は決してホモじゃない」

「…説得力がないね」

「だってホモって男が好きってことじゃん?違う違う、俺別に男ならだれでもいいってわけじゃねーし。零とか燈治だって好きだけど、セックスしたいなんて考えたこともないっていうか零にそんな乱暴なことできないし燈治は親友だし」

「僕にはそれができるってことかな?」

「うん…なんか、…うん。絢とならできるわ」

「それは、僕は君から『友人』として思ってもらえてないって捉えていいのかい?」

「あっ、あーそれは違う!絢は大切な友達だよ、仲間だよ。でもなんつーか………うーん………うまい言葉が見つからない。でもお前とならセックスしてみたいなって思う」

「君は本当に、予想もつかない言葉を投げてくるね。話してて飽きないが、まあ、その件に関しては謹んでお断りさせてもらうよ」

「殴られるよりも痛いし気持ちいいと思うよ?」

「………………僕は女性に殴られる方が好きだよ」

「だろうなあ」
(でも今ちょっと悩んだよなあ)


――――――――

やまなしおちなしいみなし
男とセックスなんて死んでもできないけど絢人とならできるなって漠然と思う七代くん。もちろん自分が攻める方で相手のことなんて考えてない
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