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2026年06月13日
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ぺよんつめ

2012年03月29日
携帯でかちかちしてたぺよんの小話
詰めといっても二本しかない

二つとも主完です
というか主+完みたいな主→完みたいな
とりあえずいろいろと中途半端
それでもよければ
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つづきはこちら "ぺよんつめ"

届いた先の(P4:主と完二)

2012年03月27日
「俺ってねえ、手の届かないものって嫌いなんだ」

「だって、届かないって分かってるのに手を伸ばすだなんて愚かの極みだと思わない?」

「だって、どうして届かないのかも分からないのに、何で届かないんだろうって考えることも時間の無駄じゃない?」

「俺はね、手の届かないものって嫌い」

「だから俺は、手に入るものは全て愛しておこうと思ってるんだ」

「手に入るものだけが愛しくて愛しくてたまらないんだよ」

「全部全部、俺のものになってしまえばいいのにね」





「アンタは本当に自分勝手だ」
「人間ってみんなそうだよ。自我があるんだ、勝手だってあるさ」
「馬鹿みてえ」
「どうして」
「アンタは結局、自分の思い通りにならない世界が気に入らないだけじゃないですか」
「だから言ったでしょ、手の届かないものは嫌いなんだ」
「そこが自分勝手だっていうんだよ」
「どうして」
「手が届かないかどうかなんて、手を伸ばしてみなけりゃわかんねっスよ」
「……お前は、世界に手が届くと本気で思ってるの」
「やる前から諦めんのは性にあわねーから」
「…そうだねえ、お前くらい大きかったら、手が届いてしまうかもしれないね」


俺の手が届かなくても、お前の手が届いたなら。
俺はお前が掴んだ世界を好きになれるのだ。

依存症(P4:主→花)

2012年03月26日
俺は依存症だった。
一人が嫌いなわけではなかった。寧ろ一人っていうのは好きだった。
でも誰か一人に干渉されただけで、俺はその人間を信頼したくてしょうがなくなってしまう。その人間も俺がいないと駄目なんだと勘違いしてしまう。
俺は依存症だった。

花村陽介は、いつも俺に優しくしてくれた。
隔たり無く接してくれた。
俺の、こっちに来てからの最初の友達になってくれた。
そこで俺の悪い癖。
花村なら一緒に居てくれる。花村なら力になってくれる。花村がいるなら怖くなんて無い。花村がいるなら。
馬鹿みたいに同じことの繰り返し。本当に俺って馬鹿みたいだけど、俺みたいな奴の本性に気が付かない花村も相当馬鹿だろう。
人懐っこい笑みを浮かべて俺の隣に立つ彼は、とても馬鹿みたいだった。
なあ、今日暇なら付き合ってくれよ。なあ、今日の放課後遊びに行こうぜ。なあ、なあ。
彼もどこか俺に拒絶されることを怖がっているように見えた。ああこのひとも俺と同じ臆病な性格なんだなと思って、最初は半ば同情も込めて一緒に居たんだけど。

いつの間にか、彼に否定されることを俺は一番怖いと思っていた。
殺人事件の犠牲者になるかもとか、シャドウに殺されるとか、俺の中ではそんなことそれはもうどうでもいいことであるくらいにちっぽけで、俺がずっとずっと恐れていたのは花村が離れてしまうことだけだった。
花村は俺の味方。じゃあ俺も花村の味方。寧ろ他にいらない。花村の味方は俺だけで十分。他の人間が彼の肩を持つだけで苛々とした感情が胸にたまっていく。

だから俺は花村に苦労をかけるジュネスなんて大嫌いだったし、花村のことを悪く言う商店街のおばさん達も大嫌いで、クラスの人間だってみんな大嫌いだった。
(ジュネスは菜々子が好きだといったのでなんとか好きになるよう努力をしてるけども)ああ花村に害をなす人間なんてみんな死んでしまえばいいと本気で思ってた。
今でもその気持ちにはなんら変わりはない。だって俺は花村に依存してる。



「俺、小西早紀の弟です」

保健委員の少年は俺にそう告げた。
知っていたよ。だって君はいつも陰から花村を睨んでいたよね。
その目、俺の大嫌いな目。

「俺、嫌いです。花村も…アンタも」
「そう」
「…もう帰って良いですか?」
「どうぞ」

勿論、俺だって大嫌いさ。
花村が大好きだったあの哀れな先輩も、花村を否定する君も。
流石に口には出さなかった。


――――――――

尚紀コミュ前。いっときますけどわたしはちゃんと尚紀好きですからね!本当ですからね!
うちの主人公は完二相手だとふにゃふにゃだけど
陽介相手だと依存が強すぎて半分ヤンデレ入ってる感じ
でもどっちにしろ最低なのであんまり変わりませんが
ゲーム主人公ならやっぱり総攻め傾向です(足立除く)。アニメ鳴上くんは受けですけど。これ何回も言ってる

結局は一番(P4:主完)

2012年03月22日
自業自得って言葉を知ってますか、先輩。


勿論知っているよ。すごいな完二、お前そんな難しい言葉を知ってるのか、よく勉強したな偉い偉い。
と言う台詞に誤魔化されるほど彼は子供ではないことは俺も重々承知している。
当の完二は少しだけはにかみながら、馬鹿にせんでくださいよと俺のために用意した湿布の袋をべりりと破る。
(俺は馬鹿にしているつもりはないのだけど)こんな俺に対してこんな可愛い笑みを見せてくれるのは本当にこの可愛い後輩だけだ。
真っ赤に腫れた俺の頬に少し強めに湿布をぴしゃりと張る。この痛みは俺の自業自得。そしてこの強さは彼が少なからず怒っていることを指す。

「完二、流石は俺が惚れた子」
「それ、何人に言ってきたんスか」

そう、自業自得。俺の告白を真に受けなくなったのも、全ては俺の所為。分かってるのに止めない。一種の性癖みたいなものだろうか。

「それで、今回は誰に叩かれたんです」
「一組の佐藤さん」
「それって何股目ですか」
「うーん、15股くらいかな」

まだばれないと思ったんだけど、そう呟いたら完二の目には少しばかりの軽蔑が伺えた。
別に女遊びが激しいつもりはないんだけど。ただ告白してくれた子の気持ちを無下に出来ないなあって思って付き合い続けてたらいつの間にかこんなに彼女まみれになっちゃったんだよ。
そりゃ俺だって悪いとは思ってたんだけど、言い出すタイミングも見当たらないし泣き出されても困るし(面倒くさいし)。
俺の浮気(のつもりはないんだけど)を知った女の子達は必ず俺にビンタを一発。それでもすきなの、って泣く子も居ればあなたとはこれまで、って離れて行く子も居て、そんな人だとは思わなかったって勝手に俺の人物像を作って勝手に失望したりしてる。
女の子って勝手だよね、俺は深く息を吐いた。
アンタはもっと勝手だ、そう完二は言った。

「そうだなあ。お前が言うなら俺は自分勝手なのかもなあ」
「アンタは人の気持ちを全く考えちゃいない」
「完二の気持ちを汲み取ることに関しては俺は誰にも負けない自信があるけどな」

湿布の匂いがする後輩の手を握った。緩く腕を振るのは離して欲しいという合図なんだけど、俺はそんなの関係ない。
だって、お前は振り払わないんだもの。

「先輩はいつまで俺のことをからかうつもりっスか」
「俺はお前をからかったことなんてないよ」
「何人も何人も誑かしておいてよく言う」

誑かす、何て言葉を完二が使うなんて思ってなかったから少しびっくりした。

「俺ねえ、お前が15人の中で一番なんだ」
「は?」
「15人中一番なんだよ、お前が。お前が一番好きなんだ」

また嫌悪の目で見られることを期待したのに、そいつは期待を裏切って一瞬目をぱっと光らせた。
強面(俺は一度もそんなことを思ったことはないけど)な表情を一瞬だけ潜めて、確実に輝かしい顔を見せた。完二の表情を読み取ることなど俺にとっては朝飯前以前の問題だ。
そう、こいつは今の一瞬確かに俺の言葉に喜びを露わにした。
そしてすぐに顔を曇らせて、はいはいと適当にあしらったフリをする。
なんて正直だ。なんて可愛いんだろう。包み隠さない完二がたまらなく好きだった。

俺はお前を一番にするし、お前も心のどっかで俺の一番になりたかったんだねえ。そう思うと気分がほんのりしてくる。先程の俺の頬を思い切り殴った女子の顔も名前も忘れてしまった。
やっぱり一番がいいのだ。俺もお前も。


――――――――

何だこれ…^^;
テレビでやってた「○股中の一位」っていうの
うちの番町最低でごめんなさいてへへ!

可愛い、可愛い(P4:主と完二)

2012年03月15日
見て見て、先輩。
そう言いながら俺の腕を引っ張ったのはりせだ。
うん、見せて。と言ったら、りせが見せてくれたのは鞄についているマスコットだった。

「完二がね、作ってくれたんだよ」

嬉しそうにゆるゆると揺れるりせにつられるように揺れる、掌に収まってしまう程の小さい人形。ピンク色のウサギの両耳にはこれまた小さいリボンがついていて、丁寧に服まで着ている。

「りせにそっくりのウサギだな」
「うん!これね、完二が私をモチーフに作ってくれたの。可愛いでしょ」
「ああ、すごく可愛いよ」

前に彼が言っていた編みぐるみという奴だろうか。細かすぎる毛糸の目とか、それなのに少しも狂いのないデザインだとか、本当に人間が作ったのかを疑う程の出来栄えだった。
彼の大きな指でこんな細かなものが編めるのか、些か信じられないだろうが。
完二ならできるんだろうな、と思ったりした。
それから、俺も欲しいなぁ、と思ったりもした。

それから暫くしたら、直斗も俺に見て欲しいとマスコットをぶら下げてきた。黒い大きめの帽子を被った、青くて綺麗なネコ。可愛いな、そう言ったら直斗は照れくさそうに頷いた。
いいなぁ、俺も欲しい、完二の手作りマスコット。
そんなことを考えてる間に、何故だかどんどん増えていく。
まずは陽介、次に天城、里中にクマ。ヘッドホンをぶら下げたイヌ、肉に食いつくイヌ(里中はこのデザインが少し不満だったようだけど)、カチューシャをつけたネコ、クマに至ってはキグルミの外観そのままをマスコットにしていた。
それなのに、俺には来ない。この流れは俺に来なければおかしいはずなのに、俺に来ない。



「完二、俺も欲しいな、手作りマスコット。みんなとお揃い」

俺と完二以外誰も居なくなった一年生の教室で、向き合うように席に座って呟いた。
目の前の後輩は最初、キョトンとしたように目を丸まらせていたけど、すぐにあっと思い出したように顔を輝かせる。
あ、ちゃんと俺の分はあるんだなと安心した。

「先輩のは一番最初に作り始めたんスけど」
「うん」
「何かどんなの作ってもしっくりこないっつーか、先輩っぽくねーなぁと思ったっつーか」
「うん」
「それで、ちまちま作り直してた先輩のが昨日完成したんで今日渡そうと思ってたんスよ!」

嬉しそうに鞄を開ける完二は、その俺のマスコットがとてもうまくいったのだろう。
その様子を見る俺も嬉しかった。
完二が鞄の中から小さいポーチを取り出して、その中から取り出した物体を俺の掌にころんと置いた。
俺の手に乗っかってるのは、俺自身だった。
掌サイズの俺の形をした編みぐるみ。
えっ、なにこれ可愛い。

「何これ可愛い」
「本当は動物で統一したかったんスけど、先輩はやっぱ先輩のままが一番しっくりくるよなぁと思って…」

髪の毛ふわふわ。目もちゃんとついてる。あっよく見たらペルソナカード持ってる。
最高に良い出来に仕上がったと思うんで!と自信たっぷりで笑う完二を見て、「こいつの最高の出来って軽く世界レベルを上回ってるよなぁ」と思った。
それと同時にすごく嬉しくて、柄にもなく舞い上がってしまいそうになる。

「どっスか」
「うん、最高に可愛い」

その返答に満足したのか、完二は嬉しそうに、照れくさそうに笑った。
ああ、すごく可愛い。

「本当に可愛いよ」

マスコットも、お前も。


――――――――

完二可愛いよおおおおおおおおおおおおおおお
可愛いものが大好きで可愛いものを作るのが趣味な完二君が可愛くないわけがない
眠いせいか文章ガッタガタです。お昼に構成しようね!
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