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2026年06月13日
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依存症(P4:主→花)

2012年03月26日
俺は依存症だった。
一人が嫌いなわけではなかった。寧ろ一人っていうのは好きだった。
でも誰か一人に干渉されただけで、俺はその人間を信頼したくてしょうがなくなってしまう。その人間も俺がいないと駄目なんだと勘違いしてしまう。
俺は依存症だった。

花村陽介は、いつも俺に優しくしてくれた。
隔たり無く接してくれた。
俺の、こっちに来てからの最初の友達になってくれた。
そこで俺の悪い癖。
花村なら一緒に居てくれる。花村なら力になってくれる。花村がいるなら怖くなんて無い。花村がいるなら。
馬鹿みたいに同じことの繰り返し。本当に俺って馬鹿みたいだけど、俺みたいな奴の本性に気が付かない花村も相当馬鹿だろう。
人懐っこい笑みを浮かべて俺の隣に立つ彼は、とても馬鹿みたいだった。
なあ、今日暇なら付き合ってくれよ。なあ、今日の放課後遊びに行こうぜ。なあ、なあ。
彼もどこか俺に拒絶されることを怖がっているように見えた。ああこのひとも俺と同じ臆病な性格なんだなと思って、最初は半ば同情も込めて一緒に居たんだけど。

いつの間にか、彼に否定されることを俺は一番怖いと思っていた。
殺人事件の犠牲者になるかもとか、シャドウに殺されるとか、俺の中ではそんなことそれはもうどうでもいいことであるくらいにちっぽけで、俺がずっとずっと恐れていたのは花村が離れてしまうことだけだった。
花村は俺の味方。じゃあ俺も花村の味方。寧ろ他にいらない。花村の味方は俺だけで十分。他の人間が彼の肩を持つだけで苛々とした感情が胸にたまっていく。

だから俺は花村に苦労をかけるジュネスなんて大嫌いだったし、花村のことを悪く言う商店街のおばさん達も大嫌いで、クラスの人間だってみんな大嫌いだった。
(ジュネスは菜々子が好きだといったのでなんとか好きになるよう努力をしてるけども)ああ花村に害をなす人間なんてみんな死んでしまえばいいと本気で思ってた。
今でもその気持ちにはなんら変わりはない。だって俺は花村に依存してる。



「俺、小西早紀の弟です」

保健委員の少年は俺にそう告げた。
知っていたよ。だって君はいつも陰から花村を睨んでいたよね。
その目、俺の大嫌いな目。

「俺、嫌いです。花村も…アンタも」
「そう」
「…もう帰って良いですか?」
「どうぞ」

勿論、俺だって大嫌いさ。
花村が大好きだったあの哀れな先輩も、花村を否定する君も。
流石に口には出さなかった。


――――――――

尚紀コミュ前。いっときますけどわたしはちゃんと尚紀好きですからね!本当ですからね!
うちの主人公は完二相手だとふにゃふにゃだけど
陽介相手だと依存が強すぎて半分ヤンデレ入ってる感じ
でもどっちにしろ最低なのであんまり変わりませんが
ゲーム主人公ならやっぱり総攻め傾向です(足立除く)。アニメ鳴上くんは受けですけど。これ何回も言ってる
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