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2026年06月13日
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完二は俺の嫁(P4:主完)
2012年06月14日
結婚するなら可愛い女の子がいいなあ。
テレビで流れた有名人の結婚報道を見て、ふとそう思った。
声に出したつもりはなかったんだけど、隣に座っている後輩の視線で声に出ていたことに気付いた。その視線がほんの少し刺々しくてちょっとばかり嬉しくなる。
「なあに完二。嫉妬でもした?」
「…………別、に」
図星のようだ。にやにやが止まらない。
嘘をつくのが下手くそだからすぐにわかる。単純で分かりやすいところはこの子の可愛いところ。
「……先輩はプレイボーイッスからね」
「ちょっとそれどういう意味」
拗ねちゃったみたいだ。プイと顔を背ける仕草も可愛いなあと思いながら、髪の毛をわしゃわしゃにかき混ぜた。
大丈夫だよ、お前以上に好きな人なんて存在しないから。
「でも結婚は女がいいんでしょ」
「俺さあ、結婚したらする前よりも好きが減ると思うんだよね」
テレビでもよくやってるじゃない。離婚報道なんて見てて不快なもの、何で公共の電波で流すんだろ。あれって結婚さえしなければこんなことにはならないわけだよ。痴話喧嘩なら修復できるけど、離婚はどうにもなんないでしょ?やっぱり手に入る直前までが最高潮だよね気持ちって。
俺は絶対結婚したら相手への愛がなくなっちゃう気がする。だったらせめて可愛い女の子と結婚して平手貰って別れたい。
「だから完二のこともラブだけど結婚はしない」
「…はっきり言うんスね。俺のことも好きじゃなくなっちまいますか」
「うーん、正直それはないと思うんだなあ。お前が俺を見限ることはあると思うけど、俺がお前を捨てるなんて考えたことない」
だって俺は完二が大好きなんだもの。
隣の後輩は途端に顔を真っ赤にして目を泳がせ始めた。そんな姿も誰よりだって可愛い。
正直な話、この可愛い子が俺の下を離れて行かない保障なんてどこにもなくて、いざ俺が彼と結婚したいと言い出したらきっと彼は全力で断ってくるだろうと信じて疑わない。俺よりも全然健全だし、当初予定してたより馬鹿じゃなかったし。ただ俺に流されているだけの現状も事実のひとつだけど。
彼に拒絶されたら無事に生きていられるかわからないくらいにはショックを受ける。優しい子だし、思った以上に好かれてるから一応無いとは思うんだけど、結婚なんてして離婚だなんてことになったら、立ち直れる気が全くしない。
俺はそれくらいこの子だけが好きだった。
「お、れだって」
「ん?」
「俺だって、見限るとか、ないッス」
「…どうかな。感情は案外脆いもんだよ」
「先輩が俺を好きでいてくれんなら、俺だって先輩のこと好きでいられる自信があります」
「それは、俺がお前を好きじゃなくなったらお前もそうなるってこと?」
「俺を捨てることはないんでしょ」
おや、割と言うようになったじゃないの。
照れ臭そうに頭を掻いて、また俺から目を逸らした。俺の方はというとだらしなく顔が緩んでいる。顔の筋肉がゆるゆる。だって可愛いんだもの。仕方ないじゃないの。
こりゃあ本当に彼と結婚だなんてする気が起きない。絶対に離してやれる気がしない。離れてしまったら俺が死ぬ可能性がある。
同時に、この子と一生一緒に居れる手段はないだろうかと考えたとき、結婚しようと真っ先に思い付いた俺の思考回路が矛盾だらけだと気が付いた。
「…うん、やっぱり結婚しようか完二」
「感情よりもアンタの理屈のが脆いッスよね」
完二が呆れたように言うけれど、こんな俺を形成したのはお前でもあるということを忘れてもらっては困る。
俺の理屈を崩れさせたのは、結局この子への想いだけなのだ。
20120613
――――――――
ちょいちょい書き進めてたからぐだぐだでござるの巻
うちの番長は基本的にぐだぐだと屁理屈を喋るのが得意です。それもこれも完二が好きすぎる故
テレビで流れた有名人の結婚報道を見て、ふとそう思った。
声に出したつもりはなかったんだけど、隣に座っている後輩の視線で声に出ていたことに気付いた。その視線がほんの少し刺々しくてちょっとばかり嬉しくなる。
「なあに完二。嫉妬でもした?」
「…………別、に」
図星のようだ。にやにやが止まらない。
嘘をつくのが下手くそだからすぐにわかる。単純で分かりやすいところはこの子の可愛いところ。
「……先輩はプレイボーイッスからね」
「ちょっとそれどういう意味」
拗ねちゃったみたいだ。プイと顔を背ける仕草も可愛いなあと思いながら、髪の毛をわしゃわしゃにかき混ぜた。
大丈夫だよ、お前以上に好きな人なんて存在しないから。
「でも結婚は女がいいんでしょ」
「俺さあ、結婚したらする前よりも好きが減ると思うんだよね」
テレビでもよくやってるじゃない。離婚報道なんて見てて不快なもの、何で公共の電波で流すんだろ。あれって結婚さえしなければこんなことにはならないわけだよ。痴話喧嘩なら修復できるけど、離婚はどうにもなんないでしょ?やっぱり手に入る直前までが最高潮だよね気持ちって。
俺は絶対結婚したら相手への愛がなくなっちゃう気がする。だったらせめて可愛い女の子と結婚して平手貰って別れたい。
「だから完二のこともラブだけど結婚はしない」
「…はっきり言うんスね。俺のことも好きじゃなくなっちまいますか」
「うーん、正直それはないと思うんだなあ。お前が俺を見限ることはあると思うけど、俺がお前を捨てるなんて考えたことない」
だって俺は完二が大好きなんだもの。
隣の後輩は途端に顔を真っ赤にして目を泳がせ始めた。そんな姿も誰よりだって可愛い。
正直な話、この可愛い子が俺の下を離れて行かない保障なんてどこにもなくて、いざ俺が彼と結婚したいと言い出したらきっと彼は全力で断ってくるだろうと信じて疑わない。俺よりも全然健全だし、当初予定してたより馬鹿じゃなかったし。ただ俺に流されているだけの現状も事実のひとつだけど。
彼に拒絶されたら無事に生きていられるかわからないくらいにはショックを受ける。優しい子だし、思った以上に好かれてるから一応無いとは思うんだけど、結婚なんてして離婚だなんてことになったら、立ち直れる気が全くしない。
俺はそれくらいこの子だけが好きだった。
「お、れだって」
「ん?」
「俺だって、見限るとか、ないッス」
「…どうかな。感情は案外脆いもんだよ」
「先輩が俺を好きでいてくれんなら、俺だって先輩のこと好きでいられる自信があります」
「それは、俺がお前を好きじゃなくなったらお前もそうなるってこと?」
「俺を捨てることはないんでしょ」
おや、割と言うようになったじゃないの。
照れ臭そうに頭を掻いて、また俺から目を逸らした。俺の方はというとだらしなく顔が緩んでいる。顔の筋肉がゆるゆる。だって可愛いんだもの。仕方ないじゃないの。
こりゃあ本当に彼と結婚だなんてする気が起きない。絶対に離してやれる気がしない。離れてしまったら俺が死ぬ可能性がある。
同時に、この子と一生一緒に居れる手段はないだろうかと考えたとき、結婚しようと真っ先に思い付いた俺の思考回路が矛盾だらけだと気が付いた。
「…うん、やっぱり結婚しようか完二」
「感情よりもアンタの理屈のが脆いッスよね」
完二が呆れたように言うけれど、こんな俺を形成したのはお前でもあるということを忘れてもらっては困る。
俺の理屈を崩れさせたのは、結局この子への想いだけなのだ。
20120613
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ちょいちょい書き進めてたからぐだぐだでござるの巻
うちの番長は基本的にぐだぐだと屁理屈を喋るのが得意です。それもこれも完二が好きすぎる故
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