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2026年06月13日
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無題
2011年01月31日
「っこんの大戯け者がああああああああああ!!!」
そんな叫び声が聞こえたのと、背中に強い衝撃を感じたのはほぼ同時の事で。
飛び蹴りをされるなど、全くもって予想外だったために普通に前へつんのめって床に頭を思い切りぶつけた。
勢い良く振り返って自身に飛び蹴りを食らわした張本人を睨みつける。その小さい身体の何処にそんな力を秘めているのか分からなかったが、そんなことは今はどうでもいい。本当に地味に痛かった。背中も頭も。
「ってぇな!てめぇ何しやがる!」
「黙れ!貴様、よもや今日が何の日か知らなかった訳ではあるまい!」
憤慨しながら此方を睨みつけるルキアの姿に、流石に少したじろぐ。彼女がここまで憤る事など滅多にない。長年一緒に居た中で、殆ど見た事が無い。
それほどに彼女を怒らせる事をしたのだ、自分は。
そう考えても、恋次からしてみればそんな事見当もつかない。昨日会った時は怒っている様子は無かったし、寧ろ嬉しそうにも見えた。今日は会うのがこれで初めてだから、怒らせるタイミングなど見つからない。
頭をぼりぼりと掻きながら、何かあったかと思いだそうとする。
「………どうやら、本当に知らなかったようだな、お前という奴は…」
怒りを通り越して呆れたようだ。大きく溜息をついてやれやれと頭を振る。
今日といっても、もう既に空は暗く、そろそろ今日という日も終わる時刻が近付いている。
「なんだよ、今日何かあったのか?」
「私の器があと少しでも小さかったらお前の首をプレゼントしていたくらいには重要な日だ」
「こえぇよ!なんて物騒な事考えてんだお前!」
取り敢えず、ルキアの器がでかくてよかった、恋次は自分の運の良さに感謝した。
それと同時に、今の台詞に引っかかる部分を見つける。
「……プレゼント?誰に?」
「決まっているだろう。白哉兄様にだ」
「………隊長?」
「今日は、麗しき兄様の祝福すべき生誕の日だ!」
ルキアが手を合わせて、まるで自分の事のように嬉しそうに笑う。
対して恋次は、思考が追いついていないような顔つきで沈黙を貫いた後、みるみる顔色が蒼白になって行く。
「な、んっ、俺知らねぇぞそんなの!!」
「副隊長であるお前が知らないとは。恥ずかしいぞ恋次!」
「大体っ、隊長は自分の事なんて話さねぇ人だし!俺が知らなくてもおかしくねぇし!」
「浮竹隊長や一護は知っていたぞ」
「そりゃ浮竹隊長はしょうがな………って一護知ってんのかよ?!」
「『白哉によろしく』と言っていたからな」
「それって知ってたって言っていいのかよ……偶々じゃねぇのかよ…」
他の人間よりは一緒に居る事が多く、だから自分しか知らない事だって沢山あった。
それなのに、一番肝心なところを分かっていなかった自分に腹が立った。
一緒に居たのだから教えてくれても良かったのに、と小さく文句を垂れるのは忘れずに。
今日はもう白哉とは早々に別れてしまったから、祝いの言葉を言うのは明日だろう。一日くらい遅れても平気だろうと思う反面、少しばかり反省もする。何故今日の周りの雰囲気で気付かなかったのか。
取り敢えず、何かプレゼントを用意した方が良いだろうかなどと考えてみる。しかし貴族のあの人が欲しいものなど見当もつかないので、考える事を止めた。
「悪かったなルキア、明日ちゃんと祝うわ」
「一日遅れだが…まあ良いだろう。兄様もきっとお喜びになるぞ!」
(そうかなぁ)
自身の隊の無表情な隊長を思い浮かべながら、未だにひりひりと痛む足蹴にされた背中を掌でさすった。
――――――――
滑り込みできてない兄様誕生日おめでとう!(祝ってない
気が向いたら続きがあるような無いような
そんな叫び声が聞こえたのと、背中に強い衝撃を感じたのはほぼ同時の事で。
飛び蹴りをされるなど、全くもって予想外だったために普通に前へつんのめって床に頭を思い切りぶつけた。
勢い良く振り返って自身に飛び蹴りを食らわした張本人を睨みつける。その小さい身体の何処にそんな力を秘めているのか分からなかったが、そんなことは今はどうでもいい。本当に地味に痛かった。背中も頭も。
「ってぇな!てめぇ何しやがる!」
「黙れ!貴様、よもや今日が何の日か知らなかった訳ではあるまい!」
憤慨しながら此方を睨みつけるルキアの姿に、流石に少したじろぐ。彼女がここまで憤る事など滅多にない。長年一緒に居た中で、殆ど見た事が無い。
それほどに彼女を怒らせる事をしたのだ、自分は。
そう考えても、恋次からしてみればそんな事見当もつかない。昨日会った時は怒っている様子は無かったし、寧ろ嬉しそうにも見えた。今日は会うのがこれで初めてだから、怒らせるタイミングなど見つからない。
頭をぼりぼりと掻きながら、何かあったかと思いだそうとする。
「………どうやら、本当に知らなかったようだな、お前という奴は…」
怒りを通り越して呆れたようだ。大きく溜息をついてやれやれと頭を振る。
今日といっても、もう既に空は暗く、そろそろ今日という日も終わる時刻が近付いている。
「なんだよ、今日何かあったのか?」
「私の器があと少しでも小さかったらお前の首をプレゼントしていたくらいには重要な日だ」
「こえぇよ!なんて物騒な事考えてんだお前!」
取り敢えず、ルキアの器がでかくてよかった、恋次は自分の運の良さに感謝した。
それと同時に、今の台詞に引っかかる部分を見つける。
「……プレゼント?誰に?」
「決まっているだろう。白哉兄様にだ」
「………隊長?」
「今日は、麗しき兄様の祝福すべき生誕の日だ!」
ルキアが手を合わせて、まるで自分の事のように嬉しそうに笑う。
対して恋次は、思考が追いついていないような顔つきで沈黙を貫いた後、みるみる顔色が蒼白になって行く。
「な、んっ、俺知らねぇぞそんなの!!」
「副隊長であるお前が知らないとは。恥ずかしいぞ恋次!」
「大体っ、隊長は自分の事なんて話さねぇ人だし!俺が知らなくてもおかしくねぇし!」
「浮竹隊長や一護は知っていたぞ」
「そりゃ浮竹隊長はしょうがな………って一護知ってんのかよ?!」
「『白哉によろしく』と言っていたからな」
「それって知ってたって言っていいのかよ……偶々じゃねぇのかよ…」
他の人間よりは一緒に居る事が多く、だから自分しか知らない事だって沢山あった。
それなのに、一番肝心なところを分かっていなかった自分に腹が立った。
一緒に居たのだから教えてくれても良かったのに、と小さく文句を垂れるのは忘れずに。
今日はもう白哉とは早々に別れてしまったから、祝いの言葉を言うのは明日だろう。一日くらい遅れても平気だろうと思う反面、少しばかり反省もする。何故今日の周りの雰囲気で気付かなかったのか。
取り敢えず、何かプレゼントを用意した方が良いだろうかなどと考えてみる。しかし貴族のあの人が欲しいものなど見当もつかないので、考える事を止めた。
「悪かったなルキア、明日ちゃんと祝うわ」
「一日遅れだが…まあ良いだろう。兄様もきっとお喜びになるぞ!」
(そうかなぁ)
自身の隊の無表情な隊長を思い浮かべながら、未だにひりひりと痛む足蹴にされた背中を掌でさすった。
――――――――
滑り込みできてない兄様誕生日おめでとう!(祝ってない
気が向いたら続きがあるような無いような
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