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2026年06月13日
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合格おめでとう!(イチウリ)
2012年03月06日
※一種のパラレルみたいな感じかもしれない
・一護さんと雨竜さん
・大学に進みたい設定
・雨竜さんはすでに推薦合格してるんで大学行き決定
・一護さんは雨竜さんと同じ大学行きたいなーみたいな
・ただのイチウリです
・普通にらぶらぶになっちゃったYO
それでもよければどうぞ
・一護さんと雨竜さん
・大学に進みたい設定
・雨竜さんはすでに推薦合格してるんで大学行き決定
・一護さんは雨竜さんと同じ大学行きたいなーみたいな
・ただのイチウリです
・普通にらぶらぶになっちゃったYO
それでもよければどうぞ
走って、走って、走って。
握り締めるのはオレンジ色の大きい封筒。
辿りついたのは少し古めのアパート。
大きく息を吸いながら、未だに高鳴る心臓を押さえようと胸に手を当てる。
握っていた所為で、封筒はしわくちゃに丸まっていた。
慌てて中身を確認すると、当然のように中の紙もくしゃくしゃだった。
でも、ある。この手に確かに存在する。その紙があることが、一護をここに辿りつかせた理由だった。
階段を一段一段上がっていくのもまどろっこしくて、一段といわず二段飛ばしでアパートの階段を駆け上がる。ガンガンと重い音が響いたが、今の一護にはその音さえも喜びの一つだ。
またこの階段を上る事が出来ている。
またあいつの部屋の戸を叩くことが出来る。
見慣れた部屋の番号。インターホンは押さず、直接戸をどんどんと叩いた。
いつも鳴らさずに戸を叩いていた。その度に「インターホンが見えないのか」と注意されていたけど。
思えば、彼を呼び出すときに戸を叩いていたのは後にも先にも一護だけだった。そのためか、戸を叩くと彼はなんの躊躇いもなく戸を開けてくれた。
案の定、暫く待っていると、不意に戸が静かに開いた。
「よう、久しぶり」
「…ああ、そうだね」
一護が笑ってそう言うと、部屋の主、石田雨竜も少しだけ微笑み返してくれる。
彼らはつい一週間前に卒業式を終えたばかりだった。
一護が最後に雨竜に会ったのはその卒業式の日で、他にも啓吾や織姫に囲まれながら会話もそこそこに別れたのである。
今生の別れというわけでもないのにぐしゃぐしゃに泣く啓吾を見て、ほんの少しだけ実感が沸いた。自分達はもうここに戻ることはないんだと。
出会った仲間や起こった出来事、全てはもう思い出となってしまったけど。
未練たらしいことが苦手な一護にも、一つだけ忘れられないことがあった。
「一週間ぶりだから、あんまり久しいってわけでもないけど」
「そうか?俺はすごく長く感じたぜ」
それもそうかもね、という雨竜の呟きが聞こえる。
しかしそれよりも、自身の心臓の音のほうが耳に響いていた。
「…あのさ」
いきなり低くなった声に一護は自分で驚いた。何故こんなにも緊張しているのか、ただ一言言えばいいだけのことだというのに。
何だ?と首を傾げる雨竜の目の前に、握り潰してしまっていたオレンジ色の封筒から取り出した一枚の紙を突き出した。
広げられた紙はこれでもかというほどにしわだらけで、雨竜は何のことだかさっぱり分からず眉を寄せたままだった。
のだが、目の前に掲げられた紙に書かれた言葉に目を丸くした。
「合格……通知?」
「…俺、大学合格した」
小さくそう言うと、すごいじゃないか!と雨竜が嬉しそうな声音で祝ってくれた。一護は顔を俯かせて髪の毛をがしがしと掻く。
分かりやすい照れ隠しである。顔が綻ぶのを感じながら、彼の頑張りに心から祝いの言葉を述べたかった。
「大学も一緒になってしまったな」
「何だよ、不満かよ」
「別に、そういうわけじゃないけど。家族には連絡した?」
「まだしてねぇ。お前に一番に報告したかったし」
一護が雨竜と同じ大学に行きたがっていることは知っていた。
だから彼の勉強にだって少し協力したし、雨竜自身も彼が同じ場所に行きたがっていることが嬉しかった。
いつかは離れてしまうことは、高校に居る時から分かりきっていた。
それでも一護は、高校という繋がりがなくなっても雨竜の傍に居てくれようとしたのだ。
それがただただ嬉しくて。
「…おめでとう」
優しく微笑んでくれる彼への想いだけ、一護は断ち切れなかった。
その微笑みに感化されながら、一護も笑って雨竜を抱き締めた。
「…ありがとう」
(これからも、ずっと一緒だ)
――――――――
合格発表の日でしたね!
合格通知の封筒の中って何が入ってるかよく分かってないんですがその辺は見逃してね!
どうでもいいけどうちのイチウリってお互いに名前呼び合わないなぁ…と思いました
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