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2026年06月13日
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始まりってそんなもん 5(十エド)
2011年11月20日
高校生パロ十エド!
休みの日って何してんの?って聞いてみたら。
あなたには関係ない。って顔を背けられて。
じゃあ今度の日曜俺と遊ぼうぜ。って約束を取り付けてみたら。
何でそうなる。って怪訝な顔をされた。
でも断られなかったから、結局強引に日曜の午前10時にエドんちの近くにある公園に集合っていう約束を交わした。
約束したときのエドの顔は不機嫌そうで、でも怒鳴ったり怒ったりしない様子を見ると本気で嫌がっているわけじゃないことは分かっていた。
俺も随分あいつのことを分かってきたように思った。
因みにエドの家はこの近くではないらしい。隣町に近いところに建ってるマンションに住んでるらしくて、まだこの辺の土地を十分に理解してないって言ってた。
最初に指定した駅の場所が分からないって言ってたし、迷子にさせたら俺の所為だ。誘ったのはこっちだし、隣町だって把握してる。学校の先輩としても、この地域の先輩としても、こういうときに頼りになれなくてどうするんだ!
そう言ったらエドに「迷子になんてなりません」って怒られた。何で怒るんだろうなと俺にはわかんなかった。
そんなわけで俺は今その公園に向かっているんだけど。
ちょっと浮かれすぎて、いつも遅刻寸前で学校の門を走っていく自分からは想像がつかないくらいに早い時間に家を出てしまった。楽しみだったんだ、しょうがない。
時間も余裕あるし、エドのマンションの住所を教えてもらってたから少しだけ見て行こうと思った。
どんな家に住んでるかちょっとだけ気になったし、いざとなったら迎えにいけるし。そう思ってたんだけど。
あいつの家は俺の予想を大幅に上回るくらいにはでかかった。
マンションだからエド以外の人も住んでるっていうのは分かってたんだけど、なんというか高級感が溢れる感じが何となく感じられた。壁とか綺麗だし、この辺の建物の中では一番でかいし。
部屋もでかいんだろうか。どれくらいあるんだろ。
なんせこんな立派なマンション、そうそうない。まああったとしても正直建物とかに興味がない俺はスルーするんだろうけど。
俺が今までに見た中で、一番大きい建物かも。あ、でも学校とか、万丈目の家とかも結構でかいよなぁ。
「……何してるんですか」
はっとして横を見ると、エドが腕を組んでそこに立っていた。俺はそれに気付かないくらいにはマンションに夢中だったらしい。
いつもの白い制服の印象が強いためか、黒いジャケットとか青いジーンズとか、結構違和感を覚えた。
でもこれがこいつの私服なんだなーって思ったら、ちょっとだけ嬉しくなった。
笑いながら「おはよー」って言ったら、返事は何故か「はい」だった。そこはおはようだろと思いながら、やっぱり嬉しくてどうでも良くなった。
「お前んちでかいなー。何人住んでるんだ?」
「…34人」
「えっ!お前って34人家族だったのか?!」
「違う。このマンションに住んでる人間が、全部合わせて34人」
びっくりした。34人家族は俺でも見たことも聞いたこともない。知ってるのでせいぜい5人…6人くらいかなぁ。
「家族だよ。何人で生活してるんだ?」
「………一人暮らし」
エドはつまんなそうにそれだけ言って、顔を逸らした。
一人暮らしってことは、父さんとか母さんとかと一緒に生活してないってことか?ああ、だからこの前の放課後、誰も心配しないって言ってたのかな。
それとはまた別の意味合いがあるように俺は感じたけど。
「喋りたくない?」
「……別に」
「そっか。じゃあそろそろ行こうぜ」
こいつが話したくないなら無理に聞きだす気もない。
俺は自分以外の家庭の事情なんてわかんない。
今日は俺は、こいつと遊ぶためにここまで来たんだ。
こんな暗い顔させるために来たんじゃない。
だから、この話はもう止めにしよう。
(俺から話を振ったんだということを、既に俺は忘れていた)
何処行く?って聞いたら。
行きたいところなんてない。って返された。
じゃあカード屋行ってもいい?ってもう一回聞いたら。
…そこでいい。ってちょっと興味を示してくれたみたいだった。
それに俺はまた笑った。
――――――――
お出かけー
すげえぐだぐだん…なんか恋愛に持って行きたいんだか友情に留めたいんだか自分でも分からないです
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