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2026年06月13日
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ぶっきーとかいざー

2010年04月28日
「亮は、僕のこと好き?」

自らの手でシャッフルされていくカードを見つめながら、吹雪は静かに問いかける。
一方の亮は、シャッフルし終わった自身のデッキを指定された場所に置き、いつでもデュエルができる状態にある。
亮は吹雪の言葉に顔を上げ、少しの間無言でその顔を眺めていた。

「…ああ。」

ゆるりと頷く。吹雪はシャッフルし終わったカードの束を置くと、漸く亮の顔を見て、にこりと笑った。
どちらからともなくデッキからカードを引き、手札のモンスターカードを自分の手前に伏せる。

「よかった。僕も亮の事が大好きさ。」
「…ああ。」
「両想いってやつだよね?あぁ、たくさんの僕のファンの子たちに悪いなぁ。」
「…ああ。」

どうやら亮はいつに増してぼーっとしているようだ。ただ単にデュエルに集中したいから受け流しているだけなのか、それとも本当に上の空なのか。
苦笑しながら、吹雪は手札を二枚伏せてターンを終了させる。亮は一枚カードを引き、モンスターを攻撃表示で召喚、吹雪の伏せたモンスターはあっけなく破壊されてしまう。

「…吹雪。」
「なんだい亮。」
「お前は俺の事が好きなのか。」

それさっき僕が聞いた質問、そう思いながら、やはりさっきの言葉を聞いていなかったのだと確信する。普段は真面目でクールな彼も、どこか抜けているところがあるから可愛い。
話を聞かれていなかったのも、まぁ少しばかりはこの野郎とも思うが、もう慣れた。

「僕は亮のこと、大好きだよ。」
「…そうか。俺もだ。」

さっきの会話をリピートしているとしか思えない亮の言葉に、思わず吹き出してしまった。
その言葉が本心であろうが偽りであろうが、今の吹雪には十分だった。
当の亮は、何故吹雪が笑っているのかいまいち分かっていないようで、カードを一枚伏せて「お前の番だ。」と吹雪を促す。

「ねぇ、亮。この勝負、僕が勝ったらデートしよう。」
「わかった。」
「あっさりだね。僕は嬉しいけど、亮はほんとに良いの?」
「別に拒絶する理由はないからな。」
「やさしー。」

吹雪は再びモンスターを場に出す。今度は、攻撃表示だ。亮のモンスターよりも少し攻撃力が上回っている吹雪のモンスターは、当然、亮のLPにダメージを与えつつ、モンスターを破壊する。
ここで漸く、亮の顔に苦笑という感情が浮かび上がってきた。

「先手を取られてしまったな。」
「ちょっとしか削れなかったけどね。」
「……吹雪。この勝負、俺が勝ったら……。」
「うん、何?」
「……俺に一日付き合ってもらおう。」

目を丸くした後、再び吹雪は笑いだした。
亮は「なにかおかしいか?」とでも言うような目で吹雪を見ていた。

「いや、亮の口からそんな言葉が出るなんて想像してなかったから。」
「嫌なのか?」
「嫌じゃないよ!って言うか……」

更にカードを一枚伏せて、吹雪は嬉しそうに微笑んだ。

「どっちが勝っても、損はしないよね。内容ほぼ一緒だし。」
「全くだ。」

顔を見合わせて、楽しそうに笑いあった。


――――――――

吹亮吹にもえるきょうこのごろ。
なんか俺の中でカイザーがただの不思議ちゃん^q^
そして吹雪さんのキャラをちゃんとつかめていないような
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