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2026年06月13日
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遊戯お誕生日

2010年06月04日
GXじゃないよ!カテゴリ作るのがめんどくさかったとかそんな

遊戯お誕生日おめでとう小話を書こうとしたんだ……

闇表を書こうとしたんだ……!

撃☆沈!




誕生日だった。
自分で気付いてなかった訳じゃなくて、予想よりも早く誕生日が来たなぁとなんとなく思う。
ほんの少しだけプレゼントとかを期待してたら、予想よりもすごいプレゼントを、みんなから貰った。
みんなが自分の誕生日を祝ってくれるということだけで、嬉しかったし温かかった。
今日、もう一人の自分は、何も口を出してこなかった。

帰りにみんなで何か食べて行こうかという誘いを、遊戯は何の躊躇いもなく断った。そうしたら城乃内が、「じゃあ、明日に行こうぜ」と、笑ってくれた。
親友たちへの罪悪感がほんの少しだけあったが、遊戯はそんな親友たちに笑顔で別れを告げて、みんなとは反対の方向へ駆けだした。


家に着いた時、遊戯の手には一つの小さな箱が握られていた。
祖父に一言ただいまと叫び、自分の部屋のベッドに鞄を投げ捨てて、そのまま座る。
その時、今日初めてもう一人の自分が声をかけてきた。

(相棒…なんで城乃内君達の誘いを断ったんだ?)

遊戯はその声を聞きながら、持っていた小さな箱をゆっくりと開ける。
中から出てきたのは、真っ白いクリームに、真っ赤な小さいイチゴがトッピングされた、ショートケーキ。

(相棒、何だそれは?)
「わかんないの?ケーキだよ。おいしそうでしょ。」

フォークで少し刺してみる。柔らかいクリームと、少し弾力のあるスポンジ。
遊戯は満足そうに微笑むと、首に提げている千年パズルを、優しく撫でる。

「君は、今日が僕の誕生日だって知ってたよね?」
(あぁ、俺が一番最初におめでとうを言ったからな)
「僕に気を使って、今日ずっと奥に引っ込んでたんだよね?」
(邪魔しちゃ、悪いからな)
「もう一人の僕、君って、自分の誕生日とか覚えてるの?」
(……オレの誕生日?)

そんなもの、知らない。
答えを黙っていると、遊戯はほらねとでも言うように肩を竦める。

「だから、君の誕生日は、僕と一緒にしようよ。」
(………?)
「今日は僕の誕生日だけど、君の誕生日でもあるんだよ。」

そう言うと、遊戯は箱の中から一本のろうそくを取りだし、ケーキの真ん中にとすりとそれを刺す。ライターで火を灯し、急いで部屋の電気を消した。
ベッドの上で、ほんの小さいろうそくの光だけが遊戯を照らしていた。
しばらくぼうっとろうそくの火を見つめていたが、相棒に「早く消して!」と言われたため、急いで息を吹きかける。小さな灯は、あっけなくふっと消えた。

(誕生日おめでとう、もう一人の僕)

暗闇の中で、その言葉だけが遊戯の中でこだまする。
電気を付けて、(食べて良いんだよ)と相棒が言ったケーキに手を伸ばしてみる。一口食べると、ふわふわと不思議な気分になる。無意識に、遊戯の顔が綻んだ。

「ありがとう。そしておめでとう、相棒。」

城乃内達の誘いを相棒が断った理由、やっとでわかった気がした。
わざわざ、自分と過ごす時間を作ってくれたのだ。それが嬉しくて、嬉しくて、これ以上にない幸福で。
相棒とこの日を過ごせて嬉しい。大切な、相棒が決めてくれた、俺の誕生日。
相棒と、同じ日。

記憶のないファラオに、新しい思い出ができた日。


――――――――

なんかいつに増して頭悪い文章ですが遊戯さん誕生日おめでとう!
途中で相棒と王様入れ替わってます。
あー闇表らぶ!

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