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2026年06月13日
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無題
2010年09月03日
いつもより若干腐向け要素。
ジャ遊ー
ジャ遊ー
真っ白なコートを靡かせて、遊星の目の前に立ちはだかる。
何か用かと訝しげに見上げると、紫色の瞳と目があった。
「キスをしろ。」
真顔でそう言われる。
何を言っているんだこいつはと思いながら、何も言わずにその場を後にしようと歩を進める。腕を掴まれる事は目に見えていたから、どうやってこの場を脱出しようかを頭の中で思い浮かべた。
当のジャックは、何も言わずに己を無視しようとした遊星を少しばかり睨みながら、腕は離さんとばかりにしっかりと掴んでいた。
これは面倒くさい事になりそうだ、そんな事を遊星がひっそりと思っていると、今度は肩をぐいと引っ張られた。正面を向かされ、再びジャックと目が合う。
「……キスをしろ。」
同じ言葉を繰り返す。遊星が口を開こうとすると、頬を両手でがっちりと掴まれた。なんだ、抗議の言葉も許されないのか、自分の意思を無視されているようで、少しばかりむっとした。
「何でだ。」
「してほしいからに決まっているだろう。」
「俺の意思は尊重されないのか?」
「別に良いだろう、減るものでもない。」
そういう問題じゃなくて。
ジャックの手に自身の手を添える。さり気なくその手を外そうとしたが、がっちりと掴まれて離れない。
遊星が目の前の青年を見上げると、彼は至極真面目な顔をして遊星を見つめていた。黙っていればかっこいいのに、彼を見てそう思った。
少しばかり背伸びをする。悔しい事に、遊星はジャックよりも小さい。ジャックがでかすぎるのだろうが、それでも遊星がジャックに身長が負けているという事実に変わりはない。
自分よりも高い位置にある、真っ白い頬に唇を押し当てた。一秒も経たずにすぐ離れる。
「した。」
「…………」
「なんだその不満そうな顔は。」
「頬じゃなくて、ここにしろ。」
とんとんと指で指示したのは、もちろん彼の唇。
せっかくここで誤魔化そうと思ったのに、こいつは本当に面倒くさい奴だ。そしてなんでそんな恥ずかしい事を平気でやってのけようとするんだ。俺はお前みたいに図太い神経を持ち合わせていない。
そんなことを声に出さずに頭の中で叫んでいると、急に胸ぐらを掴まれた。
「そっちがしてこないなら、もういい。俺からしてやる。」
俺は別に頼んでいない、全部言う前に胸ぐらを引っ張られてキスをされた。
掴むなら胸ぐらじゃなくて、せめて肩とか顔にしてほしかった。口が塞がれていて文句も言えず、愚痴が頭に浮かんでは消えた。
なあジャック、知っているか
なにをだ
キスを強要すると、性的暴力の前触れなんだ
………そんなこと、どこで覚えてきたんだ
たまたまテレビ見てたらそう言ってた
俺のは強要ではない、してほしいからしてほしいと『頼んだ』だけだ
……あれが『頼み』とは俺は思えない……
――――――――
キスをしてほしいジャックが書きたかっただけ^q^
なんかジャ遊ってジャックが横暴だから何でもできる!わーいジャ遊ジャ遊!
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