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2026年06月13日
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私の気持ち

2009年11月13日
私は、お兄ちゃんが好き。
それと同じように、私のお姉ちゃんも、お兄ちゃんのことが好き。
…そして、お兄ちゃんはお姉ちゃんのことが好き。

薄々は感づいていた。
お兄ちゃんは、お姉ちゃんに惹かれているってこと。
私が入り込める隙間なんて無いんだってこと。
…それでも、いつか私に振り向いてくれるんじゃないかって、絶対に叶うはずがない望みを胸に持ちながら、私だって精一杯頑張った。
でも結局は、私は駄目。なにもかも。
メルネスにはなれないし、水の民のみんなを救うことはできないし、テルクェスは出せなくなっちゃったし、水の民の癖に海には嫌われちゃったし、何もできないし、足手纏いだし。

その点、お姉ちゃんはどうだろう。
優しいし、包容力はあるし、キレイだし、私よりもメルネスの資質があるし、私よりもずっとずっと強いし、熱を出した私のために危険な外に行ってくれて、私を守るために戦ってくれて―――
お兄ちゃんを、心の中でずっと想ってて、ずっと守っていて。

ああ、私って本当に何もできない。何もできない私が此処にいて、何でも出来るお姉ちゃんがいないなんて、おかしいよ。お姉ちゃんは、お兄ちゃんからの水舞の儀式の誘いを、ずっと待っていたんだよね?幸せになる筈だったお姉ちゃんが、どうして?どうして死んじゃったの?
フェニモールは私を元気付けてくれた。それで、少なからず勇気をもらったんだ。
お姉ちゃんの分まで、私が幸せになるんだ、って。



拒絶された。全てを、伝える前に。
どうしてか?お兄ちゃんは、お姉ちゃんのことを忘れていなかったから。
そうだよね。お姉ちゃんの分まで私が幸せになるなんて、図々しいにも程があるよね?死んでしまったお姉ちゃんを差し置いて、私だけが幸せになるなんて、許されない事なんだよね…?
うん、わかってるよ。お兄ちゃんは、お姉ちゃんの傍にいてあげてね。
私は、水の民のメルネスとして、みんなを幸せにしたい。お姉ちゃんも、それを望んでいるから。
もちろん、お兄ちゃんの幸せも―――

お兄ちゃんには言って無かったけどね、私今度、もう一回託宣の儀式に挑戦するの。
次こそ、メルネスになってみせるよ。みんなの期待に、答えて見せるから。
なかなか会えないとは思うけど、私は元気にやるから。
けど、今は泣いたっていいよね。私はまだ、フェニモールの言う「普通の女の子」だから…。

お兄ちゃん、ごめんね。ありがとう。さよなら。


――――――――

最近こういうダークな雰囲気の文を書くのが好きです。独白みたいな。
メインシナリオでのシャーリィが託宣の儀式を行う前だと思ってくれれば。
これの後に、前に書いたセネルの独白に続けばいいなぁと思いつつ。
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