忍者ブログ

[PR]

2026年06月13日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

想いごと

2009年11月14日
おどおどしていて、言いたいことを言わず、内気で、人の顔色を伺いながら会話をして、大声を出しただけですぐにビビり、かといって、話しかけなければ怒っていると思われてしゅんとさせる。
いちいち扱いが難しすぎる。
しかし、いやに素直な時もある。会話は基本的にあいつからしてくるし、返事を返せば嬉しそうに答える。犬のような性格だ。
しまいには、俺が好きだと言ったモノを「じゃあ、僕も好きになります!」という始末。無理に会話を会わせているようには見えないが、こいつ自身の意志が全く感じられない。俺に嫌われないように配慮しているのかどうかは分からないが、そう言うのは好きじゃない。
と言ったら、またあいつはしゅんと沈む。
あぁ、面倒くさい。なんだこいつの異常な面倒くささは。
そんな沈んだ表情を見せられると、こっちが何か相当悪いことをしたような気分に陥る。いっそのこと、こいつと一緒にいなければどんなに楽だろうか。
しかし、放ってはおけない。俺の本能がそう言っているからだ。勝手に体が動いたり、勝手に口が開いたりすると言ってもいい。俺じゃない、俺の体だ。
それはただ単に、こいつの姿形があいつに似ているからか。
それとも、俺がこいつに過保護意識を持っているという低い可能性か。
別に、どっちでもいいと思った。
協力してくれるのなら、協力してもらおう。利用できるのなら、使っておいた方がいい。
俺は本当はこんなことを考えている人間なのに。
あいつを『利用するだけ』の存在としてみることが、俺にはどうしてもできない。あの懐かしい顔がいるだけで、俺は救われているような気がするから。同じ顔なだけの赤の他人でも、同じ顔なだけで、あいつの存在がまだこの世界から消えていない気がして。
俺は大丈夫、全てを終わらせるために、お前のために全力を尽くす。
ここに居るのは『お前』じゃなくて『あいつ』。それだけは分かっているつもりだ。だから俺はあいつの存在を否定するつもりはない。お前の顔に似ているからという理由で親切にしてみるのは、単なる俺のエゴだけど、それくらいなら許されると思ってるんだ。

いつか、願いが叶うその日までなら。


――――――――

最近再びラタ熱が密かに灯っています。リヒターの独白?こっそりリヒエミ…^^
『あいつ』はエミルで『お前』はアステルです。てかこの話はリヒ→アスですね。リヒアスも好きです。
PR
Comment
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback
トラックバックURL: