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2026年06月13日
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僕にできる唯一のこと 2
2009年10月27日
前回の続きです。
見るときの注意点
・マイソロ2のストーリーを基に作られています。
・基本的にストーリー通りですが、所々管理人の妄想があったり、実際には無い事も書かれています。
・ギャグは多分ありません。シリアスかほのぼのです。
・うちのマイソロ2の主人公視点で話が進みます。
・ライ(主の名前)×カノンノ しかありません。
それでも良いという方は追記より本編!
昔、きっと誰かが座っていたのだろう。最深部らしき場所まで来た僕たちは、部屋の中心にポツンと置かれていた椅子を見つけた。暗くて見えなかったが、椅子の後ろには不思議な植物が上に上に伸びていた。
椅子は、まだ新しい物のように綺麗だった。金に縁取られた、何も無いのにあるだけで華やかな雰囲気を醸し出すようなものだった。
さっきニアタは僕達のことを「6000年ぶりの訪問者」だと言っていた。なのに、ずっとここに置いてあっただろうこの椅子は、古いモノには到底見えない。ますます、この建物の謎が深まった。
『此処は、我らがディセンダーの玉座。』
上から声がした。僕とリフィルは上を見たけど、やはり何もない。
僕はカノンノを庇いながら、ゆっくりと玉座に近づいた。
カノンノは玉座を見ると、彼女は再び判別に困る表情を見せた。怖がっているような、それなのに何か懐かしい物を見るような、そんな表情で玉座を見つめている。
『ところで、そちらの世界にディセンダーが現れているということは、世界に何かあったのか?』
ニアタの言葉で、リフィルは思い出したように顔を上げる。
ニアタは、違う世界でディセンダーとしてのカノンノを見ている。それから、長い年月をかけて此処に流れ着いたらしい。その間、この建物と共に沢山の世界を回ったと言っていた。
そんな文明の進んだ世界にいたニアタなら、世界樹を回復させる方法を知っているかもしれない、というのがリフィルの意見だった。リフィルはこちらに目配せをする。世界樹が傷ついた現場を目撃した張本人の方が説明しやすいだろうということか。僕は一歩前に出て、今までのことを全て話した。
ニアタは、協力してくれると言ってくれた。それは全て、自分達の世界でディセンダーだったカノンノの遺伝子を受け継いでいる、この世界のカノンノのため。そして、そのカノンノがいる世界のため。
正直言って、僕はずっと複雑だった。カノンノはニアタと話している間、ずっと俯いていた。僕は声を掛けたけど、小さい声で「大丈夫だよ」と言われた。
本当は、大丈夫じゃないはずなのに。
なんとなくわかった。カノンノが、いつも海から聞こえていた声。それはきっと、ニアタだったんじゃないか。
ニアタは、カノンノのことを相当愛していた。だから、ディセンダー・カノンノの意志を受け継いでいるこの世界のカノンノに、無意識に言葉を向けていたんじゃないだろうか。
それで、カノンノはショックを受けているんじゃないか。
海からの声は、結局両親じゃなかったから…。
バンエルティア号に戻ってからも、カノンノはずっと黙ったままだった。パニールに出迎えられても、ずっと俯いているだけ。解散した後も、僕が声をかけるより先に、部屋から出ていってしまった。
それから、ようやく気付いた気がする。
僕がカノンノにしてあげられることは、何も無いんだと。
慰めの言葉さえかけられない、僕は何のためにカノンノの傍にいたいと思っていたんだろう。
ディセンダーと言うだけで、カノンノの心の支えになっていると思っていた。
僕は、無力だったんだ。
――――――――
セリフとかマジうろ覚え^q^
しかしカノンノが俯き始めた時、主人公が気付いて傍に寄っているところにはキュンキュンきたんだ…。
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