忍者ブログ

[PR]

2026年06月13日
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

だれも幸せにならない話

2010年05月25日
・暗いのを目指してみた

・原作でのベリルの報われなさに我慢が出来なくなって書いたもの

・「コハクが幸せになれるのにベリルが幸せになれないというのならいっそ誰も幸せにならなくていい」という管理人の歪んだ考えが滲み出ている

・題名通り、誰も幸せにならない

・だけどシングにベリルの事をもう少し考えてもらった




オレはコハクが好きだ。
それは確かなんだ。
初めて会ったときから「可愛い」と思っていたし、「守りたい」「笑顔が見たい」常にそう思っていた。
コハクは、オレの中では「特別」、なんだと思っていた。

だけど、違う。
コハクと一緒に居れたら良いと思っていた。
だけど、違う。
コハクと幸せになりたいと思っていた。
でも、違うんだ。
コハクと一緒に居ると、オレの中に居るベリルが泣くから。
コハクと一緒に幸せを追い求めたら、オレの中に居る、オレの知らないベリルが泣くから。

コハクはオレにとって「特別」な女の子だ。
でも、ヒスイだってオレにとって「特別」な親友で、イネスだって「特別」なお姉さんで、クンツァイトだって「特別」な頼れる仲間で、リチアだって「特別」な結晶人で、ベリルだって「特別」な女の子だった。
結局は、オレにとってみんな特別な人たちだった。
オレにとっての「特別」なコハクと一緒に居れることは、オレにとってもすごく嬉しいことで、これ以上ないくらいの幸福だって思うけど、それだと、オレのにとっての「特別」なベリルが悲しむ。
オレが幸せになろうとすればベリルが泣く。オレは「特別」な人たちの悲しむ顔なんて見たくない。
だからオレは、コハクとは一緒に居ない。
そうすれば、ベリルは泣かない。
オレはコハクを拒む。
そうすると、コハクが悲しむ。
オレだって悲しい。でも、オレ達が幸せになって、ベリルが泣き続けるんだったら、オレは幸せなんていらないと思う。
ベリルは笑う。
でも、コハクは泣く。
ヒスイは泣くコハクをどうしようもできず、きっとそれがストレスにでもなるだろう。
クンツァイトは八つ当たりをされるのだろうか。逆にヒスイを返り討ちにするのだろうか。それはそれで、ヒスイのストレスは溜まる一方だ。
そんなぐちゃぐちゃでバラバラなスピリアを持った人間達に囲まれて、リチアは再び発狂するかもしれない。

ほら、誰も幸せにならない。
一人が幸せになれて、一人が幸せになれないなんて、平等じゃないんだ。
じゃあ、みんな幸せにならない方がいい。
みんなが幸せになるよりも、簡単なことでしょう?


――――――――

前半はみんなコハクコハク、後半はみんなリチアリチア、ベリルが大好きな俺にとっては最悪のパターンだ。
一人ぐらいとフラグ立ってもいいんじゃないの?何でシングはあんなにコハクしか見てないの?何でヒスイとクンツァイトはリチアばっかり守るの?
男どもには幻滅したよ……結局は好きな女にしか興味ないんだな。

なんて言ってますがみんな大好きですよ。でもカプ的に言わせてもらえばシンベリヒスベリクンベリでしかあんまり萌えない。
PR
Comment
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback
トラックバックURL: