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2026年06月13日
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無題
2010年09月23日
とりあえず追記に置いておくジュカイ小話
特に意味はないけどね!
ジューダスが目を覚ました時は、もう既に日が昇っていた。
急に眼に差し込んできた光が眩しくて、目を手で覆いながら幾度か瞬きをする。何故僕はこんなところで寝ているんだ……、昨夜の記憶を思い返してみた。
確か、全員で夕飯を食べていたのは覚えている。料理当番がハロルド。彼女は料理に怪しげな薬を入れてデータ採取をするのが大好きで、いつもロニが犠牲になっていた。
だが、違った。今回の怪しい薬は、ジューダスのスープに入っていたのだ。飲んだ後は目眩がしてそのまま気絶をしてしまったようで、その辺の記憶はもやもやと曖昧だ。
嫌な記憶と共に意識を覚醒させていると、日の光よりももっと眩しい金色が飛び込んできた。
「ジューダス!起きたんだね!よかったー生きてて!すごく心配したんだよ!」
カイルの声が聞こえたのか、他の仲間たちの足音がする。しかし、今のジューダスの目には、光を浴びて綺麗に輝く金色しか映っていなかった。
ぼーっとしているジューダスの頭をポンポンと叩きながら「大丈夫?」と首を傾げるカイル。
不意に、手を優しく掴まれた。
急で驚いたカイルは、自身の手を両手で握っている人物を凝視する。彼は気絶する前までの厳しい目とは打って変わって、別人のような優しさに満ち溢れている瞳でカイルを見ていた。
「誰だお前は!」と叫び出したい衝動を抑えて、仲間たちも事の成り行きを見つめる。
「………心配、してくれていたのか。」
「あ、当たり前じゃん!ジューダスがいなくなっちゃったら、オレ寂しいもん!」
「………そう、か。」
それはもう、天使のような微笑みで。
「ありがとう、お前に心配して貰えるなんて、僕は幸せだ。」
そう言って、カイルの手に小さく口付けた。
「てんめぇぇぇぇぇジューダスごら゛あ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁああ!!!!」
叫んだのは紛れも無くロニであり、素早くカイルを抱き上げてジューダスから遠ざける。呆然としたままカイルは動かなかったが、それを見てジューダスがゆっくりと立ち上がった。
それはもう、この世で一番で憎い相手を見るような、今まで見たことも無いようなジューダスの目。
因みにロニの方も負けず劣らず、目を怒りに燃やしながら目の前の人間を睨んでいた。
「貴様……僕とカイルの邪魔をするなんていい度胸じゃないか」
「なんだとこのクソガキ!てめぇこそカイルに手を出そうとはいい度胸じゃねーか!」
「うるさいぞ、いつまでも保護者面するな……僕達の恋路を邪魔するな!」
「なんだお前!誰だよお前!恋路とかお前が言うと寒いんだよ!」
ぎゃあぎゃあと叫ぶ男たちを尻目に、ナナリーはハロルドに問いかける。
「……アンタ…なに入れたのさ。」
「私にも分かんないわよー新作だったから。でもあれを見る限り……惚れ薬か、本心が出ちゃう薬かなぁ。」
(どうか惚れ薬でありますように)
あれがジューダスの本心だなんて絶対に嫌だ。ナナリーはそう考えながら二人の残念な争いを見守る。
カイルは未だに呆然としていたが、漸く自分を呼ぶリアラの声が聞こえたのかはっとする。「大丈夫?」という問いに頷いてから、二人の今にも殴り合いに発展しそうな壮絶な言い合いに気付く。
「ふ、二人ともやめろよ!喧嘩しちゃだめだよ!」
ジューダスの口の動きが止まる。それから、ロニに完全に興味を失ったかのように目を逸らした。その視線の先は紛れも無くカイルであり、彼の足取りも迷うことなく金色の少年に向かう。
向けられた優しげな瞳に、一瞬だけカイルはうろたえてしまった。
すると、ジューダスは少し悲しげに眉を下げる。
「やはり……迷惑か。同性からの好意というのは。」
「……え、ジューダス……」
「いいんだ、僕はお前の嫌がる事はしたくない。お前が嫌だというのなら、僕は潔く身を引くさ……」
捨てられた子犬のような子猫のような。あと一歩のところで泣いて走って行ってしまうのではないかというくらい、彼の顔は悲しみに歪んでいる。何故なのかはわからないが、寧ろこっちが泣きたくなるほどに。
「い、嫌じゃないよ!オレもジューダス大好きだもん!」
こんなとき、カイルがお人好しじゃなかったらとどんなに思ってももう遅い。
カイルがこう答えたのは、お人好しだったからというだけの理由ではないだろう。純粋にジューダスを好いているのだ。今のジューダスがカイルに抱いている「好き」とは、若干異なる「好き」だが。
それでも、ジューダスにとってはそれだけで十分だったようだ。
「本当か……僕は、お前の傍に居て良いのか……」
「当たり前だって!ジューダスは大切な仲間なんだから、」
そこまで言って、ジューダスに思い切り抱きしめられたカイルである。カイルは「うわっ」と声を上げて、ほんのりと顔を赤くする。慌てながらも拒絶はしない。
「ぎゃあああああ!!!」と叫んだのはロニとリアラが同時で、ジューダスとの死闘が始まるまでに時間はかからなかった。
「変な薬を作るのは止めとくれ本当に…」
「ある意味興味深いじゃない。いつ治るかなんて分かんないけど。」
気楽そうに、楽しそうにそう呟くハロルドを見て、それからジューダスを見て、ナナリーは早く元に戻ってほしいと切実に願った。
――――――――
ジューダス気持ち悪すぎるだろこれ……
ハロルドが天才科学者だから何でもありだろと思った結果がこれだよ!でもカイルは元からモテモテだよね
別にこれ本心を表す薬でも全然いけるんじゃないかな!(お前
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