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2026年06月13日
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Poke in the leg(イチウリ)
2011年10月10日
とん、と足に何かが当たった。
向かい側に座っている黒崎の足だというのはすぐに分かった。
黒崎が当ててきたのかと思い、ペンの動きを止めて顔を上げる。しかし黒崎は顔を上げず、先程と変わらず参考書を見ながらノートにペンを進めていた。
それを見て、僕がうっかり当ててしまったのかなと思って謝ろうと口を開いた。
その時、再び足に何かが当たる。
やはり、僕の気のせいではなかった。僕が当てたわけではなく、黒崎が意図的に当てたものだった。
その時、僕は黒崎がふざけているものだと思った。大方、勉強に飽きたから僕にちょっかいを掛けようとしているんだろう、と。
勉強に誘ってきたのは黒崎だ。テストも近いし、解からないところがあるから少しだけ教えてほしい、と。あれでいて案外真面目な思考を持っている。テスト勉強は僕もしないといけないと思っていたし、別に断る理由もないから僕はそれを承諾した。
それなのに、誘ってきた本人が「飽きた」と理由で僕をからかい始めることには腹が立った。黒崎の退屈凌ぎになるつもりはないし。真面目にやらないのなら帰らせてもらおう。
足に当たる小さな衝撃は再びやってきた。控えめに、とん。
何だよもう!
眉間に皺が寄る感覚を覚えながら、僕はつい黒崎の足に反撃をしてしまった。
そんなに強く蹴ったつもりはないんだけど、黒崎が僕に見せた顔があまりにも驚いていたから、少し強かったかなと申し訳なく思った。
……いやいや、僕が申し訳なく思う理由なんて一つもないじゃないか、ということに僕は気づいた。最初に手を、というか足を出してきたのは黒崎のほうなんだから。
それなのに、黒崎は驚きの顔からすぐに嬉しそうな笑顔に変わった。今度は僕が驚く番だった。
一体黒崎に何が起きているのか僕にはわからない。どうしてそんなに嬉しそうに笑っているんだ…。
困惑したままの僕を、彼は再び足で突いてくる。
緩い力で、控えめに。
(さっきから何だよ)
静まり返った図書室では、たった一言でもよく響くことを知っている。
だから、極限まで小声で話さなければならない。
僕は彼の真意が知りたかった。少しだけ近づいて、声を抑えながら黒崎に問いかけた。
黒崎は何が嬉しいのか、珍しく微笑んだままなかなか表情を変えない。これは勉強に飽きて人にちょっかいを掛ける男の顔だろうか。
黒崎の口が僅かに動くのが見えた。
最初はなんて言ってるかわからなくて、「え?」と聞き返したら身を乗り出して僕の顔に近付いてきた。
(好き)
吐息が漏れる音と一緒に。
僕の耳にはそんな言葉が届いて。
ゆっくりと黒崎は離れていくけど、僕は動けなくて。
黒崎が少し照れくさそうに笑っている。見たことがないような嬉しそうな顔で。
じわじわと僕の顔に熱が集まっていく。既に頬が熱い。
体温が上昇してるのがわかってしまうのが嫌だった。
全く動かなくなってしまった僕を不審に思ったのか「石田?」と唇が形作る。なんで君はそんなに余裕そうなんだ。むかつく。すごくむかつく。
その唇がさっき僕に紡いだ言葉が頭の中を反響して、頭ががんがんしてくる。
また黒崎が驚いたような顔をした。今度は何だ。
(お前今すっげぇ可愛い顔してんぞ)
僕は図書室だとかそういうのも忘れて、勢いよく部屋の外に飛び出した。
――――――――
中途半端だけど終わる。好きなサイト様の文を思い描いてちょっとだけ砂糖入れてみようと思ったけど無理だった
個人的には初で初心でピュアな一護が理想だけど、恥ずかしいことを平気で言える一護もいいなと思いました
向かい側に座っている黒崎の足だというのはすぐに分かった。
黒崎が当ててきたのかと思い、ペンの動きを止めて顔を上げる。しかし黒崎は顔を上げず、先程と変わらず参考書を見ながらノートにペンを進めていた。
それを見て、僕がうっかり当ててしまったのかなと思って謝ろうと口を開いた。
その時、再び足に何かが当たる。
やはり、僕の気のせいではなかった。僕が当てたわけではなく、黒崎が意図的に当てたものだった。
その時、僕は黒崎がふざけているものだと思った。大方、勉強に飽きたから僕にちょっかいを掛けようとしているんだろう、と。
勉強に誘ってきたのは黒崎だ。テストも近いし、解からないところがあるから少しだけ教えてほしい、と。あれでいて案外真面目な思考を持っている。テスト勉強は僕もしないといけないと思っていたし、別に断る理由もないから僕はそれを承諾した。
それなのに、誘ってきた本人が「飽きた」と理由で僕をからかい始めることには腹が立った。黒崎の退屈凌ぎになるつもりはないし。真面目にやらないのなら帰らせてもらおう。
足に当たる小さな衝撃は再びやってきた。控えめに、とん。
何だよもう!
眉間に皺が寄る感覚を覚えながら、僕はつい黒崎の足に反撃をしてしまった。
そんなに強く蹴ったつもりはないんだけど、黒崎が僕に見せた顔があまりにも驚いていたから、少し強かったかなと申し訳なく思った。
……いやいや、僕が申し訳なく思う理由なんて一つもないじゃないか、ということに僕は気づいた。最初に手を、というか足を出してきたのは黒崎のほうなんだから。
それなのに、黒崎は驚きの顔からすぐに嬉しそうな笑顔に変わった。今度は僕が驚く番だった。
一体黒崎に何が起きているのか僕にはわからない。どうしてそんなに嬉しそうに笑っているんだ…。
困惑したままの僕を、彼は再び足で突いてくる。
緩い力で、控えめに。
(さっきから何だよ)
静まり返った図書室では、たった一言でもよく響くことを知っている。
だから、極限まで小声で話さなければならない。
僕は彼の真意が知りたかった。少しだけ近づいて、声を抑えながら黒崎に問いかけた。
黒崎は何が嬉しいのか、珍しく微笑んだままなかなか表情を変えない。これは勉強に飽きて人にちょっかいを掛ける男の顔だろうか。
黒崎の口が僅かに動くのが見えた。
最初はなんて言ってるかわからなくて、「え?」と聞き返したら身を乗り出して僕の顔に近付いてきた。
(好き)
吐息が漏れる音と一緒に。
僕の耳にはそんな言葉が届いて。
ゆっくりと黒崎は離れていくけど、僕は動けなくて。
黒崎が少し照れくさそうに笑っている。見たことがないような嬉しそうな顔で。
じわじわと僕の顔に熱が集まっていく。既に頬が熱い。
体温が上昇してるのがわかってしまうのが嫌だった。
全く動かなくなってしまった僕を不審に思ったのか「石田?」と唇が形作る。なんで君はそんなに余裕そうなんだ。むかつく。すごくむかつく。
その唇がさっき僕に紡いだ言葉が頭の中を反響して、頭ががんがんしてくる。
また黒崎が驚いたような顔をした。今度は何だ。
(お前今すっげぇ可愛い顔してんぞ)
僕は図書室だとかそういうのも忘れて、勢いよく部屋の外に飛び出した。
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中途半端だけど終わる。好きなサイト様の文を思い描いてちょっとだけ砂糖入れてみようと思ったけど無理だった
個人的には初で初心でピュアな一護が理想だけど、恥ずかしいことを平気で言える一護もいいなと思いました
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