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2026年06月13日
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慣れてないだけ(角弓)
2012年03月20日
「……ねえ、一角。痛いよ」
「………」
「何さ。何を怒ってるのさ」
「………」
「傷に薬をつけたいなぁ。一角が手を退けてくれたらつけれるんだけどなぁ」
「………」
「このままじゃ出血多量で死んじゃうなぁ」
「………」
「ねえってば…本当にどうしたの」
僕の頭を片手で抱え込んだまま一角は微動だにしない。額の傷は浅くなくて、血は溢れ出てくる。この程度の傷じゃあ正直殆どというか全然痛くもないんだけど、早く処置をしなきゃ僕の顔に傷が残っちゃうじゃないか。
血が僕の目に流れてこないのは、一角の手が僕の傷を押さえつけてるからだ。たまに擦れるみたいに指先が触れるのが何となくじんじんと痺れて、これって痛いってことなのかなとか思った。
この体制になってもういくらか経つけども、彼は喋ることもなければ動くこともない。逆に僕は血が出すぎてる所為か少しばかり頭が重くなってきた。
「……一角」
「うるせえ」
久しぶりに聞いたような彼の言葉は、そんな突き放したような厳しい一言だった。
おかしいなぁ。今の僕はそんな言葉をかけられる状況じゃない。今日の彼は珍しく不機嫌だ。
それでも僕はこの空間が心地好い。少し怒ってる彼とか、それなのに僕の傷に優しく触れる指とか、ゆらゆらとする目の前の空間とか。何だか眠くなってきた。
ぎゅう、と音がしそうなくらいに頭を抱きこまれる。ああ、優しい感触だなぁと思った。
一角の顔が近い。僕の角度だと横顔しか見えないけど、とても格好いい。そりゃあ僕の方が綺麗な顔だけど、男前なのは悔しいことに一角の方だ。
本当は悔しいなんて思ったことないけど。
「ねえ、寝てもいいかなぁ」
「勝手にしろ」
「薬は君が付けておいてね」
「はっ、こんなの舐めときゃ治るっつーの」
「じゃあ君が舐めておいてよ。一角になら舐められたいなぁ」
「変態かオメーは」
そう言いながら僕の傷に口付けを落とした一角は、本当にらしくない。
でも僕はそんな一角だって大好きで仕方がないのだ。
――――――――
柄にもなく心配しちゃってどうすればいいのか分からなくて逆切れ気味の一角
角弓がスキーーーーーーーーーーー
「………」
「何さ。何を怒ってるのさ」
「………」
「傷に薬をつけたいなぁ。一角が手を退けてくれたらつけれるんだけどなぁ」
「………」
「このままじゃ出血多量で死んじゃうなぁ」
「………」
「ねえってば…本当にどうしたの」
僕の頭を片手で抱え込んだまま一角は微動だにしない。額の傷は浅くなくて、血は溢れ出てくる。この程度の傷じゃあ正直殆どというか全然痛くもないんだけど、早く処置をしなきゃ僕の顔に傷が残っちゃうじゃないか。
血が僕の目に流れてこないのは、一角の手が僕の傷を押さえつけてるからだ。たまに擦れるみたいに指先が触れるのが何となくじんじんと痺れて、これって痛いってことなのかなとか思った。
この体制になってもういくらか経つけども、彼は喋ることもなければ動くこともない。逆に僕は血が出すぎてる所為か少しばかり頭が重くなってきた。
「……一角」
「うるせえ」
久しぶりに聞いたような彼の言葉は、そんな突き放したような厳しい一言だった。
おかしいなぁ。今の僕はそんな言葉をかけられる状況じゃない。今日の彼は珍しく不機嫌だ。
それでも僕はこの空間が心地好い。少し怒ってる彼とか、それなのに僕の傷に優しく触れる指とか、ゆらゆらとする目の前の空間とか。何だか眠くなってきた。
ぎゅう、と音がしそうなくらいに頭を抱きこまれる。ああ、優しい感触だなぁと思った。
一角の顔が近い。僕の角度だと横顔しか見えないけど、とても格好いい。そりゃあ僕の方が綺麗な顔だけど、男前なのは悔しいことに一角の方だ。
本当は悔しいなんて思ったことないけど。
「ねえ、寝てもいいかなぁ」
「勝手にしろ」
「薬は君が付けておいてね」
「はっ、こんなの舐めときゃ治るっつーの」
「じゃあ君が舐めておいてよ。一角になら舐められたいなぁ」
「変態かオメーは」
そう言いながら僕の傷に口付けを落とした一角は、本当にらしくない。
でも僕はそんな一角だって大好きで仕方がないのだ。
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柄にもなく心配しちゃってどうすればいいのか分からなくて逆切れ気味の一角
角弓がスキーーーーーーーーーーー
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