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2026年06月13日
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無題

2010年07月27日
なんかいろいろとおかしいので追記に収納^q^

・表遊戯は、「海馬は闇遊戯が好きだった」と思っている

・だけどほんとは海馬→表遊戯っぽい

・闇遊戯がエジプトに帰った後の話

・ぴくしぶで見た漫画に触発されちゃったもの

・表遊戯が卑屈気味

\(^o^)/




「遊戯!デュエルしねぇか?」

城乃内からそう声をかけられ、遊戯は顔を上げる。
城乃内は笑顔で、右手に自身のデッキを持っている。遊戯は鞄に手を伸ばしかけ、止めた。

「……ん、ごめん。今日はデッキ持ってきてないんだ。」
「そうなのか?じゃあしょーがねぇかぁ。」

デッキはいつも持ち歩けよな!と、城乃内に肘で小突かれて、遊戯は少しだけ笑った。
嘘だ、デッキを持ってきてないというのは。たくさんの思い出が詰まった、二人のデッキ。手放す訳がない事を、城乃内は一番知っているはずだ。
城乃内は、自分に気を使ってくれているとすぐに気付いた。彼の優しさに、自然と笑みが零れる。

もう一人の自分が帰るべき場所に帰ってから、もうじき一カ月が経つ。
長いようで短い一日。逆も言えるだろう。もう一つの心が自分の中から消えてから、中にぽっかりと大きな穴が空いているような感覚がある。虚しさというか、虚無感というか。
何に対してもやる気が起きない。たくさんの友達が周りに居るのに。心が一つ減っただけなのに。もうふっきれたと思っていたのに。

「……ごめんね、城乃内くん。ボク、ちょっと一人で考え事したいから、」
「屋上に行くのか?うし、先生にはちゃんと言っといてやるよ。」

言わなくても、遊戯の心を察してくれる彼。本当に、自分には勿体ないほど素晴らしい親友が居ることに、遊戯は少しだけ泣きそうになった。ありがとう、と一言いうと、遊戯の姿は廊下に出て見えなくなった。
授業開始のチャイムが鳴る。
元からあまり授業を受ける気がない城乃内は、早々に机に突っ伏する。
戸ががらりと開いた。先生が来たな、とぼんやり思っていると、

「……おい、遊戯は何処だ。」

聞き慣れた声に、ガバリと顔を上げる。
海馬コーポレーションの社長業で忙しく、滅多なことで学校に来ない海馬瀬人。その人物が教室の戸の前で、学校の制服ではなくいつものような白いコートを羽織り、腕を組みながら辺りをきょろきょろと見回していた。
明らかに授業を受けに来た訳ではないようだ。城乃内は席から立ち上がった。それを見た海馬は、苦虫を潰したような顔で口を開く。

「……凡骨、遊戯は何処に居る。」
「凡骨って言うなっつの!…遊戯なら、屋上に居る。お前遊戯に何の用だ?」
「貴様に話す必要などない。」

そう吐き捨てて、海馬はひらりと踵を返し、教室から離れる。
城乃内は慌ててその背中を追いかけようとした。

「おい!」
「俺は遊戯に用がある。貴様と馴れ合っている暇はない。」
「……何があるかしらねーけど、遊戯を苛めんじゃねぇぞ!!」

噛み付くように叫ぶと、海馬は「誰が苛めるか」とでも言いたげな眼で城乃内を睨み、再び歩き出した。



風が、強い日だった。
屋上に続く階段を上り、戸をガチャリと開ける。ぶわっと強い風が建物に入り込み、自身の髪の毛や白いコートをなびかせた。一歩外に踏み出すと、強い風からは想像もつかない、曇りのない青空が広がっていた。
何処までも青い景色が広がる先に、独特の髪の毛を風に揺らして佇んでいる、一人の小柄な生徒。
わざとコツコツと足音を立てて近付く。ゆっくりと遊戯は振り向き、目の前の人物に目を丸くした。

「海馬、くん……」
「貴様、授業はサボりか。大して成績が良かったとは思えんがな。」

遊戯は困ったように笑いながら、再び空に目を向ける。海馬は遊戯の隣に立ちながら、遊戯の視線を追うように空を見上げる。
ポツリ、遊戯は口を開いた。

「海馬くん、もうボクに構わなくても良いんじゃないかな。」
「……なんだと?」
「ボクはただの『武藤遊戯』だ。君がライバルだって認めていた『武藤遊戯』は、もうボクの中には居ないし、この世界にも居ない。」
「………」
「ボクは海馬くんと一緒に居れて楽しかったけど、『彼』が居なくなった今、君がボクに構う理由もないでしょ?」

だから、そう言いかけた遊戯の言葉は、カシャンという機械音に掻き消される。
一体何処から出したのか、海馬の腕にはデュエルディスクがはめられてあった。ホルダーからデッキを取り出し、徐にセットする。そうして、遊戯に指を突き付けた。

「遊戯、俺とデュエルしろ。」
「……え、どうして、だって君は」
「勘違いするな。」

真剣な目で、海馬は遊戯を睨みつけた。――――遊戯、を。

「俺は『あちらの遊戯』だから闘っていた訳ではない。…認めるのは癪だが、『奴は俺よりも強い』から闘っていただけだ。」
「………」
「確かにあちらの遊戯との闘いはいつも俺を熱くさせた…。それは奴が『最強のデュエリスト』だったからだ。」

遊戯は海馬を見上げる。自分よりも、一回りも二回りも大きい彼は、最初は怖かった。
今は―――怖い、などという感情は全くと言っていいほど消え失せていた。

「遊戯、貴様は最後の奴とのデュエル、見事に勝利を手にした。」
「…でも、あれはまぐれだったのかも」
「勝負の世界にはまぐれなど無い!強いか弱いか、勝つか負けるか、それだけだ。……俺はその世界で、一回も奴に勝てぬまま、逃げられてしまった……」
「……海馬くん」
「今この世界で一番強いデュエリスト―――貴様だ、遊戯。貴様に勝てば、俺はあちらの遊戯にも勝ったことになるのだ!」

海馬は、遊戯にデュエルディスクを投げる。落としそうになったが、何とかキャッチした。

「立ち上がれ、遊戯!過去に囚われるな、今を見ろ!奴の栄光を、貴様が繋いで見せろ!」

――――ああ、漸く気付いた。
彼は、自分に元気をくれようとしている。目を覚まさせてくれようとしている。もう一人の自分と別れてからうじうじしている自分に、過去にしかしがみついていない自分に、前を見ろ、と。
一緒に持ってきた鞄から、デッキを取り出す。毎日、二人で一緒に考えて、考えて、作り上げた二人のデッキ。腕に取り付けたデュエルディスクにカードの束を入れる。
遊戯は海馬に向き直る。海馬はこちらを見つめて、ほんの少しだけ笑っているように思えた。

「行くよ、海馬くん!」
「望むところだ!」

「「―――デュエル!!」」


――――――――

NA☆GA☆I!!しかも意味☆不明!
何書きたかったのかさっぱりだ……とりあえず社長はどっちの遊戯も対等に扱ってるよってことを…^q^
社長の良い人っぷりに俺は感動。
ところでこれ最初の件いらなかった気がする。これはあれだ、城乃内がどれだけ良い人かって言うのを…(死

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