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2026年06月13日
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僕の可愛い女の子

2010年02月13日

見るときの注意点
・マイソロ2のストーリーを基に作られています。
・基本的にストーリー通りですが、所々管理人の妄想があったり、実際には無い事も書かれています。
・ギャグは多分ありません。シリアスかほのぼのです。
・うちのマイソロ2の主人公視点で話が進みます。
・ライ(主の名前)×カノンノ しかありません。

それでも良いという方は追記より本編!


主カノの時のタイトルに大体「僕」ってついてるのに今更気付きました。
意外にタイトル恥ずかしいな!
内容は恥ずかしくありませんが。





パニールの手伝いをしているときに、ふと目の端に映った。
小さい子供が描いたような、可愛いクマのイラスト。
食器を洗う手を止めて、すっとその紙の束に手を伸ばす。もちろん、手はちゃんと拭いたよ。
パニールは歌を歌って上機嫌で、僕の行動には気付いていないようだ。
これは確実に子供が描いた絵。線がぐちゃぐちゃで色塗りもうまい方とは言えないけど、一生懸命、楽しんで描いているのが伝わった。
クレヨンで伸び伸びと書かれた題名のようなものを、僕はぼそりと読む。

「……『こぐまのリンの大冒険』?」
「!!」

パニールが驚いたようにこちらを振り返る。「見ちゃだめです~!」と言われたからには、僕も無理やり見るわけにはいかない。
「ごめんね。」と言って大人しく返すと、パニールはほっとしたように笑って受け取った。
少しばかり、内容が気になったけど。
そんな僕の心境を察してくれたのか、パニールが少しだけ話をしてくれた。

「…これはね、カノンノが小さい頃に書いたお話なの。」
「カノンノが?」
「ええ、カノンノはお話を書くのが大好きでね。出来上がったら一番最初に私に見せてくれるのよ。」

それがもう楽しみで、と、嬉しそうに話すパニールを見て、僕も幸せな気持ちになる。
本当に、親子なんだなぁと。
「恥ずかしがるから、カノンノにはこの事、内緒ですよ?」僕も、パニールと秘密を共有できる事が嬉しかった。

「いつかそれ、見せてよ。」

パニールは困ったように笑いながら、それでも「いいですよ。」と言ってくれた。
僕も笑っていたのだろうか、少し上機嫌で食堂を出た。
道行く仲間に、「ライ、機嫌良さそうだな。」と言われて、僕はそんなに嬉しそうに笑っているのかなぁと、そんなこと自分には分からない。でも、すごく嬉しかった。




甲板に出ると、カノンノがこちらを見て笑った。

「ライ、さっきパニールと話をしてたみたいだけど、何を話してたの?」

二人とも楽しそうだったから、カノンノはそう言った。
僕はパニールと約束をした身だ。簡単に秘密を話したりはしないし、カノンノにも流石に話せない。というか、「カノンノには話しちゃだめ」っていう約束だったし。
考えていると、さっきのお話の題名、『こぐまのリンの大冒険』を思い出して、自分でもわかるくらい口元が緩んだ。話の内容が知りたいし、何より表紙のあのイラストが可愛かった。カノンノが描いたものだと言われると、尚更可愛く見えてくる。

「なぁに、悪戯っぽく笑ったりして…。」
「ふふ、何でもないよ。」
「気になるなぁ。」

「カノンノが可愛いって話だよ。」

カノンノはキョトンとしてたけど、実際嘘でもないだろうと、僕は思った。


――――――――

言ってしまえばライ君はタラシです。
恥ずかしいセリフだって簡単に言うし、もう正直すぎて誰の事を好きなのかバレバレです。
たまにはライじゃなくてハリの方も出したいなぁと考えてみたり。
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