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2026年06月13日
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泣かないで
2009年12月01日
「…………っ」
宿で取った部屋で、ルカは涙を堪えながらシーツの端を掴んでいた。
真正面には、困ったような、焦ったようなスパーダの姿。
最初は、少しからかって遊んでいただけなのだ。だが、全身から弄りがいがあるオーラを噴出しているルカに、ついついやりすぎてしまった。スパーダも最初こそ笑っていたが、ルカが無言になっていくにつれ、スパーダも黙ってしまう。ルカの大きな目には、大量の涙が溜まっている。絶対泣くまいと我慢しているのだが、ほぼ隠し切れていない。
今までイリアとからかっているときには、ルカはすぐに泣いて走ってどこかに行ってしまう(そしてそれを聞きつけたアンジュに盛大に怒られる)。普段と違うリアクションに、スパーダもどうしていいかわからなかった。
「…お、おい、ルカ?」
「…………。」
無言で目を逸らされてしまった。地味にショックだ。
同室のリカルドに助けを求めるような視線を向ける。しかしリカルドは「自業自得だ」というような目でスパーダを一瞥した後、部屋からさっさと出て行ってしまった。
しんと静まり返った部屋で、ルカとスパーダの重い沈黙が流れる。
これは謝らなければ、そのうちこいつはアンジュにチクる、という考えと共に、スパーダはルカの腕を掴んだ。
「おい、ルカ…悪かったって…。」
「…………。」
「…確かにちょっとやりすぎた。だってお前からかうの楽しすぎるんだもんよ。」
「…それ、本当に謝ってるの…?」
「あぁ?!謝ってるだろーが!」
ついつい大声を出してしまった。ハッと気付いた時にはもう遅く、ルカはビクッと肩を大きく震わせた後、抑えきれなかったのだろう、目から涙をぼろぼろと零し始めた。
「……スパーダなんて嫌いだ……。怖いし、すぐ怒るし……。」
そう呟くと、ルカはスパーダに背中を向ける。
別に怒っている訳ではないのだが、確かに何回かは睨んだことがあった。しかしそれは怒ってる睨みではなく、それもからかいの一種なのだ。ルカには完全に『怒ってる』と解釈されているようだが。
自分に背中を向けて静かに泣いているルカがいる。「嫌い」と言われたことがショックだった。自分はルカを泣かせたい訳ではないのに。どうして自分はこうなのか。
スパーダは後ろからルカの腕を引っ張り、そのまま後ろから抱き締める格好になった。ルカは引っ張られても抵抗さえしないが、顔をスパーダに向けようとはしない。
それにまた心が痛む。後ろからルカの肩に顔を埋めると、小さい声で呟いた。
「………ルカ、ごめんな。泣かないでくれよ。」
「…………。」
「嫌いには…ならないでくれよ…。」
頭に、掌が置かれる感触がした。顔は上げられない。なぜなら、そうルカにお願いしている時、自分は相当泣きたい気持だったからだ。ルカに嫌われたらどうしよう。そう考えると、不意に悲しくなる。きっと自分は、泣きそうな顔をしている。
ルカの掌の感触が暖かい。「…謝ってくれてありがとう、ごめんね」という、ルカの呟きも聞こえた。
どうしてお前が謝るんだと、そう思った。そんなルカの甘く優しい性格に苦笑して、後ろからルカの身体を思いきり抱きしめた。
――――――――
何気初スパルカ話。スパルカは良いなぁ可愛くて。
スパーダはルカが大好きなので、嫌われたら死んじゃいます(妄想
宿で取った部屋で、ルカは涙を堪えながらシーツの端を掴んでいた。
真正面には、困ったような、焦ったようなスパーダの姿。
最初は、少しからかって遊んでいただけなのだ。だが、全身から弄りがいがあるオーラを噴出しているルカに、ついついやりすぎてしまった。スパーダも最初こそ笑っていたが、ルカが無言になっていくにつれ、スパーダも黙ってしまう。ルカの大きな目には、大量の涙が溜まっている。絶対泣くまいと我慢しているのだが、ほぼ隠し切れていない。
今までイリアとからかっているときには、ルカはすぐに泣いて走ってどこかに行ってしまう(そしてそれを聞きつけたアンジュに盛大に怒られる)。普段と違うリアクションに、スパーダもどうしていいかわからなかった。
「…お、おい、ルカ?」
「…………。」
無言で目を逸らされてしまった。地味にショックだ。
同室のリカルドに助けを求めるような視線を向ける。しかしリカルドは「自業自得だ」というような目でスパーダを一瞥した後、部屋からさっさと出て行ってしまった。
しんと静まり返った部屋で、ルカとスパーダの重い沈黙が流れる。
これは謝らなければ、そのうちこいつはアンジュにチクる、という考えと共に、スパーダはルカの腕を掴んだ。
「おい、ルカ…悪かったって…。」
「…………。」
「…確かにちょっとやりすぎた。だってお前からかうの楽しすぎるんだもんよ。」
「…それ、本当に謝ってるの…?」
「あぁ?!謝ってるだろーが!」
ついつい大声を出してしまった。ハッと気付いた時にはもう遅く、ルカはビクッと肩を大きく震わせた後、抑えきれなかったのだろう、目から涙をぼろぼろと零し始めた。
「……スパーダなんて嫌いだ……。怖いし、すぐ怒るし……。」
そう呟くと、ルカはスパーダに背中を向ける。
別に怒っている訳ではないのだが、確かに何回かは睨んだことがあった。しかしそれは怒ってる睨みではなく、それもからかいの一種なのだ。ルカには完全に『怒ってる』と解釈されているようだが。
自分に背中を向けて静かに泣いているルカがいる。「嫌い」と言われたことがショックだった。自分はルカを泣かせたい訳ではないのに。どうして自分はこうなのか。
スパーダは後ろからルカの腕を引っ張り、そのまま後ろから抱き締める格好になった。ルカは引っ張られても抵抗さえしないが、顔をスパーダに向けようとはしない。
それにまた心が痛む。後ろからルカの肩に顔を埋めると、小さい声で呟いた。
「………ルカ、ごめんな。泣かないでくれよ。」
「…………。」
「嫌いには…ならないでくれよ…。」
頭に、掌が置かれる感触がした。顔は上げられない。なぜなら、そうルカにお願いしている時、自分は相当泣きたい気持だったからだ。ルカに嫌われたらどうしよう。そう考えると、不意に悲しくなる。きっと自分は、泣きそうな顔をしている。
ルカの掌の感触が暖かい。「…謝ってくれてありがとう、ごめんね」という、ルカの呟きも聞こえた。
どうしてお前が謝るんだと、そう思った。そんなルカの甘く優しい性格に苦笑して、後ろからルカの身体を思いきり抱きしめた。
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何気初スパルカ話。スパルカは良いなぁ可愛くて。
スパーダはルカが大好きなので、嫌われたら死んじゃいます(妄想
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